事故車両の車体計測について
みなさん、こんにちは!
今回は事故車両の車体計測の方法についてご紹介致します!
事故車両の計測で重要となるのは衝突時の入力がボディーのどこまで及んだかをつきとめる事にあります。
フレームを修正する前に。この車体計測を確実に行い入力の最終到達地点を見極めないと車体は元通りに直す事が出来なくなります。
車にはそれぞれ寸法図があり、事故によりその寸法図からどの範囲で車体に力が加わり、損傷しているのかを専用の車体測定器で測定していきます。
今回、修理する車両は出会い頭で衝突した事により9時方向から力が加わりフロント左右のフレームが右側に曲がっていると予測されます。
それでは実際にどこまで損傷が波及しているのかを車体測定専用の3次元測定器で測定します。
ボディーの下にある大きな物差しみたいなのが車体測定器で、ボディーの下にひいてある物差しから車体に向かって長い鉛筆みたいなものが出ています。
この鉛筆みたいなものはボディー寸法図にある基準穴を指しており、それにより寸法図と現車とのズレを確認していく事によりフレームの損傷範囲を明確にして修理方法を決めていきます。
計測機器自体が無い工場では損傷の診断が正確に出来ない為、車体の正確な復元は出来ません。
病院に例えると患者さんの診断とか検査とかをしないで手術をする様なものですね!
フレームの寸法が数ミリずれるだけで、走行に影響が出る場合も有りますので修理を依頼する場合は、その工場の設備まで確認しておく事も重要です。
小さな傷、ヘコミや大きな事故修理までお近くの鈑金のモドーリーへご相談下さい。
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