自動車の給油口はなぜ、右側にある車と左側にある車があるの？？

公開日： 2017/05/10 : 最終更新日：2017/05/10

豆知識

みなさんこんにちは！鈑金のモドーリーの南です！

みなさん自動車の給油口は左側にある車と、右側にある車とバラバラですが、統一された方が色々と便利かと思いませんか。

何か意味が有るのでしょうか？

今回は、なぜ自動車の給油口は左側にあったり右側にあるのか調べて見ました。

道路運送車両法の保安基準では、「燃料タンクの注入口及びガス抜口は、排気管の開口方向になく、かつ、排気管の開口部から300mm以上離れていること。」と保安基準で決まっています。

自動車の給油口は特殊な自動車を除いて後部にあり、後部では最も熱を発するのはマフラーです。
ガソリンは引火性の高い燃料です。

引火のリスクを少しでも減らすために、マフラーが右側にあれば給油口は左側、左側にマフラーがあれば給油口は右側というようになるように設計されているようです。

実に単純な事でした。
しかし、トヨタ自動車によると、「給油口は熱を持つマフラーから遠い方が良い」ということで、給油口とマフラーは反対側に配置されることが多いとか。また、「マフラーは歩行者から遠い右側が好ましい（日本は左側通行）」ので、給油口が左側になることが多いとのことです。

メーカーも色々と配慮しているのですね。
また、私の車もそうですが、マフラーが左右両側にある車種も最近は多いですが、三菱自動車によると「排気管の反対側に設置」しているとのこと。

これは、車体前部のエンジンの燃焼ガスを最後部のマフラーに送り込む排気管が、中心から左右どちらかに偏って配管されているためです。配管が右寄りにあれば、左側に給油口があるということです。給油口の位置は確認しにくいですね。

みなさん、大半の車の1本出しマフラーの出口が右側にある場合左側に給油口が有り左側にマフラーがある車は右側に給油口が有るのです。この法則面白いですよね！みなさんも確認してみて下さい。

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