自動車鈑金塗装の工程にある「調色」って何?
みなさん、こんにちは!鈑金のモドーリーの南です。
今回は調色について説明させて頂きます。
みなさん「調色」と言った言葉はご存知でしょうか?「朝食?」と想像される方も多いと思いますが、簡単に言ってしまうと「色合わせ」です。
塗装工程の中では必要な工程なのです。
車には多くのボデーカラーが存在します。同じ”赤“といってもカーメーカーや車種によって全く異なる”赤”であり、また同車種の車においても、お車に乗られているカーオーナー様の所有条件によっても微妙な色の違いが出てきます。
例えば地域や保管方法、洗車度合いなどが挙げられます。よってカラー調整については無数にあると言われています。
それでは、調色の説明をさせて頂きます
軽量調合
自動車の補修に用いる専用の塗料には150色近い”原色”と呼ばれるカラーが存在します。プロの技術によって原色を選択して、お客様の車のボデーカラーにあった調合を行っていきます。1つのボデーカラーによっては多いもので10色以上もの原色を混ぜ合わせて微妙な色調整を行っていきます。
テストピース塗装
調合した塗料をテスト吹きして塗板を作成します。このときは塗装の条件にあったスプレー設定やシンナー希釈の条件で行います。少しでも異なった条件での塗装は、実際にはボデーへの塗装を行う際に、異なった色となってしまいますので、しっかりとした作業を求められます。
比色
比色(ひしょく)とは調合した塗料をテスト吹きして塗板を作り、実際の車の色と合っているか比べる作業であります。このとき光の当て方などで色が異なって見えるなど、熟練の判定技術が求められます。調色は何度もこのような比色を繰り返し、原色調合で微調整を図って、車の色に近付けていくといった匠技術を要するプロならではの高度な作業であります。
「調色」ご理解いただけたでしょうか!
同じカラーナンバーでも環境や使用方法により、色の差が出る為1台1台調色が必要なんですね。
鈑金事業本部
平成9年1月6日に愛知県豊田市梅坪町の梅坪店を第一号店としてOPENし、年間生産2600台の鈑金塗装修理をしています。
下請け体質の強い鈑金業界から脱却し鈑金塗装工場から鈑金専門ショップとしてスタートいたしました。1号店であるモドーリー豊田梅坪店では鈑金塗装の「クォリティー」「サービス」「高生産」「清潔感」「安全・安心」を追求してきました。その結果、地域でも愛され現在では年間2600台の鈑金塗装修理をさせて頂いています。
鈑金のモドーリーは「車のキズ=心のキズ」をモットーにモドーリー1号店で培ったノウハウを全国に展開して2015年11月9日時点で全国に63店舗を展開しています。
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