自動車の暖機運転・暖気走行は必要なのか?②
みなさんこんにちは、鈑金のモドーリーの南です。
前回の続きとなりますが、「暖機」についてお話させて頂きます。
暖機運転が必要な場合
最新の車は「暖機運転」が必要ありませんが、車の状態やシーンによっては「暖機運転」をしなければならない場合もありますので、注意して下さい。
古い車
まずは古い車を使っている方は暖機運転が必要です。昔はエンジンの性能もそこまで良くなかったために、「暖機運転」をしてから車を走らせるのが常でした。エンジンの性能が昔のままの古いものだったら、もちろん「暖機運転」をして走らないと車が思うように走らなくなります。メンテナンスをしながら長年同じ車を乗っている方は、暖機運転をして愛車の負担を軽減してあげてください。
極度な寒冷地
また、外気温がマイナス10度以下の場合にも「暖機運転」をする方がベターです。エンジンは熱すぎても寒すぎても影響を受けてしまう機関です。そのため、寒冷地ではエンジンの状態が安定しない場合があります。水温計が動き出すまでは「暖機運転」をするようにしましょう。
使ってない車
1週間以上放置していた車も「暖機運転」をした方が良いとされます。
1週間以上放置するとどうして「暖機運転」した方がいいのか?というのは、エンジンオイルは通常動いていないと下に落ちていきますが、その際油膜を張ってエンジンが急に動いても大丈夫なように保護をしてくれています。1週間以上動かさないとその油膜が薄くなってしまうのです。その為、急に動かした際の保護がないかもしれないので「暖機運転」をした方が良いとされています。
暖機運転をしないと壊れる?
では「暖機運転」をすれば壊れないのか?逆に「暖機運転」をしないとすぐに壊れるのか?という疑問を持つ方がいらっしゃるかもしれません。
基本的に「暖機運転」をしなかったからその場で壊れた、という話はそうありません。逆に「暖機運転」をしていても、他のメンテナンスを怠って壊れることもあります。暖気運転が必要な場面やコンディションなのかを見極め、愛車が傷みにくい状態にする、ということが暖機運転の役割となります。
まとめ
「暖機運転」を行ったから査定が飛躍的に上がるという訳でもなく、「暖機運転」を行わなかったからすぐに壊れたということもないようです。一概に「暖機運転」が絶対に不要とも絶対に必要とも言い難く、最終的には状況とコンディションに合わせて「暖機運転」を行うかどうかは決める必要があります。車の傷みのスピードを遅らせ、愛車を長持ちさせる為に「暖機運転」と「暖気走行」を上手に活用してみてください。
鈑金事業本部
平成9年1月6日に愛知県豊田市梅坪町の梅坪店を第一号店としてOPENし、年間生産2600台の鈑金塗装修理をしています。
下請け体質の強い鈑金業界から脱却し鈑金塗装工場から鈑金専門ショップとしてスタートいたしました。1号店であるモドーリー豊田梅坪店では鈑金塗装の「クォリティー」「サービス」「高生産」「清潔感」「安全・安心」を追求してきました。その結果、地域でも愛され現在では年間2600台の鈑金塗装修理をさせて頂いています。
鈑金のモドーリーは「車のキズ=心のキズ」をモットーにモドーリー1号店で培ったノウハウを全国に展開して2015年11月9日時点で全国に63店舗を展開しています。
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