水性塗料を使用しています!
みなさん、こんにちは!
今回は愛知県岡崎市にあります、「鈑金コバック岡崎大樹寺店」にて使用しております
水性塗料の実演についてご紹介させて頂きますね!
まず水性塗料って何?と思われる方も多いと思いますが、今まで自動車補修に使われる
塗料のほとんどは「有機溶剤」(シンナー)を混ぜて塗料の粘度を調整しておりましたが
全世界で地球環境汚染問題が議論されていて、「VOC」(揮発性有機化合物)による
大気汚染等を抑制する為「VOC」の規制が厳しくなってきており、全国の自動車鈑金塗装の工場も環境汚染の「VOC」抑制に努めなければいけません。
ヨーロッパでは、2007年1月に法規制により溶剤型塗料の使用は禁止されております。
では早速実践開始です!
今回はパーツ塗装(レガシーのフロントバンパーとスポイラー)でやってみます
下の画像は塗装前の状態です
まず塗装は下の画像のスプレーガンを使用し塗布します
このスプレーガンも、水性塗料対応の物を使用しなければいけません
もし溶剤型の塗料と供用してしまうと、塗装トラブルの原因になります。
次に塗料乾燥用のドライヤーです
溶剤型はシンナーと混ぜ塗装しますので、塗装し、ほかっておいても勝手に
揮発し乾きますが、水性塗料は水と混ぜ合わせるので、専用のドライヤーがなければ
なかなか乾きません…」
水性塗料は温度よりも、湿度が重要になってきます。
湿度は30%~60%の間がベストと言われています
今回の湿度は45.4%でしたので、先ほどご紹介したエアドライアーがあれば
乾燥も早くできました。(塗装面積も小さかったので)
さて実際に塗装開始です
①ベースコート塗布
②ベースコート乾燥
③クリアー仕上げ
塗ってみると溶剤型とは、そんな変わりがないように思います。
でもやっぱりシンナーの臭いはしないので、なんか不思議な感じがしますね…
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