損保業界初!「親族連絡先制度」とは?
こんにちは!車検のコバック・保険コンサルタントの小林です。
みなさんは「親族連絡先制度」を知っていますか?
親族連絡先制度は、MS&ADインシュアランスグループの三井住友海上火災保険株式会社とあいおいニッセイ同和損害保険株式会社が2016年1月より高齢化社会に対応したサービスとして開始しました。
今回は、この制度がどのような内容かを詳しく説明させていただきます。
親族連絡先制度の導入背景
この制度は、ご契約者と連絡が取れないなどの緊急時に、あらかじめ登録いただいたご契約者の親族へ連絡し、保険契約に関する重要なご案内等を確実にお届けするサービスです。
少子高齢化社会の進展によって総人口に占める65歳以上の高齢者人口の割合は年々拡大しており、2035年には3人に1人が高齢者になると見込まれています。
また、親族と離れて暮らす高齢者が年々増加し、今後、高齢者のご契約者と連絡がつかないため保険契約の更新手続きができず、補償が途切れてしまうケースが発生することが懸念されています。
そのため、「緊急時には親族に連絡して欲しい。」というニーズが増加する中、こうした環境の変化へ対応すべく“親と子をつなぐ懸け橋”として本制度が新設されました。
親族連絡先制度の概要
保険契約者(保険にご加入されたお客様)が、その保険契約に関する連絡先としてご親族をあらかじめ登録する制度です。
例えば・・・高齢のご両親の万が一の際には、自分がサポートしたい。保険に関することで両親と連絡が取れない場合は、引受保険会社から直接連絡が欲しいという方
例えば・・・自分自身に何かあった際の不安を解消するために、遠方に住む子どもや親族を連絡先としたいという方
よくある3つの質問
Q1.誰を登録できるの?
A1.保険契約者の配偶者、6親等以内の血族、3親等以内の姻族のうち1名を登録いただけます。
Q2.何を登録するの?
A2.ご親族のご住所、お名前、電話番号、生年月日、性別、続柄をご登録いただきます。
Q3.個人情報の管理が心配だけど・・・
A3.親族連絡先として登録された方からお電話があった場合は、登録情報をもとに本人確認を行い、確認が取れた場合のみご契約情報をお答えします。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
転居や電話番号変更などで保険会社からのお知らせが届かない場合や、ケガ・病気などでご自身が連絡できないときにご家族が補償内容の確認を行えるように「親族連絡先制度」を利用してみてはいかがでしょうか?
今現在は、三井住友海上火災保険株式会社またはあいおいニッセイ同和損害保険株式会社でご契約いただいている方のみサービスを受けることが出来ます。※
※登録できる保険種目とできない保険種目がありますので、詳細は保険会社または取扱い代理店までご相談ください。
各店舗に保険の資格を有するスタッフが在籍しており、いつでも無料でプロによる確かなアドバイスが受けられ、多くのお客様に大変ご好評いただいております。
お客様の不安を安心に変えるお手伝いができること、スタッフ一同心より願っております。
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