事故もないのに保険料が上がった・・・なんで？？

公開日： 2017/07/03 : 最終更新日：2017/07/03

保険自動車保険保険見直し

こんにちは！車検のコバック・保険コンサルタントの小林です。

よくお客様から「事故で保険を使ったわけじゃないのに、なんで保険料が上がったの？」とご質問があります。

そこで今回は、保険料が上がる原因についてご説明させていただきます。

メインで運転する方の年齢によって保険料が変わる！？

自動車保険の運転者年齢条件というのはご存知の方が多いと思います。

保険会社により異なりますが、多くの保険会社は、一緒に住んでいるご家族の中で、ご契約のお車を運転する最年少の方に年齢条件を合わせることが基本となっています。

年齢条件はそもそも同居の親族のみが対象になる条件のため、別居の親族や、同僚、友人等は年齢条件のルールに当てはまらないので、何歳の方が運転していただいてもなんら問題ないということになります。

年齢条件には

●全年齢（20歳以下）

●２１歳以上

●２６歳以上

●３５歳以上

の４区分からお選びいただけます。

ここまではご存知の方が多いと思います。

ちなみにいきなり質問ですが、みなさんは「記名被保険者年令別料率区分」をご存知ですか？

これはご契約のお車をメインで運転する方の年齢で保険料が決まる制度です。

「年齢条件となにが違うの？」と思われるかもしれません。

簡単に説明をしますと、「35歳以上」で年齢条件を設定しているAさんとBさんがいるとします。

同じ車種で保険会社も補償内容も同じだったとします。

ただ、Aさんの年齢が40歳でBさんの年齢が70歳だとした場合、保険料が違ってくる可能性があります。

つまり、同じ年齢条件３５歳以上補償でも30代、40代、50代、60代、70代で分けたときに年齢によって事故頻度（保険金支払い）に違いがあるため、その分保険料負担を平等にしましょうという制度です。

これにより自分は事故がなくても例えば39歳から40歳になったタイミングで保険料が上がるケースがあります。

年代も変わってないし、事故も起こしてないのに保険料が上がった！？

ご契約のお車が自家用普通乗用車、小型乗用車、軽四輪乗用車の方で、新車割引が適用されていた場合。

新車割引の適用期間が過ぎて、急に保険料が上がるケースがあります。

これも保険会社によって異なりますが、新車割引とはご契約のお車の様と車種が自家用（普通・小型・軽四輪）乗用車で、ご契約の始期日が初度登録年月から２５カ月以内である場合に適用される割引です。

なので、初度登録から２５カ月を過ぎると割引が適用されなくなるため、保険料が上がります。

それも当てはまらないけど保険料が上がった・・・

その場合、自動車保険の型式別料率クラスが変更になった可能性があります。

型式別料率制度につきましては、過去の記事をご参考ください。

自動車保険の型式別料率クラスってなに？

それも変わってない場合、付帯されている特約の使用率が全国的に増え、保険料が上がったか、ゴールド免許割引や運転者限定による割引率が見直された可能性があります。

そもそも保険会社の収支のバランスが崩れ、全体的に引き上げになってしまうというケースもあります。

まとめ

保険料が上がる原因はいろいろあり、ご契約の内容によってバラバラです。

その都度その都度保険会社または代理店に確認し、しっかりと説明を受けることをおすすめいたします。

なんとなくで継続しないように定期的に保険内容を見直してみてはいかがでしょうか？

コバックでも保険見直しのお手伝いを行っておりますので、お気軽にご相談ください。

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