あなたの街の「ハザードマップ」確認しましたか?
こんにちは!車検のコバック・保険コンサルタントの小林です。
みなさんは自分やご家族が住んでいる街のハザードマップを確認したことがありますか?
平成27年9月の関東・東北豪雨では、鬼怒川の氾濫により広範な地域で浸水被害が生じました。
常総市の洪水ハザードマップでの想定浸水エリアと実際の浸水地域はほぼ一致していました。
地域のハザードマップを参考にして、必要な備えを確認してみてはいかがでしょうか?
主なハザードマップの種類
洪水ハザードマップ
河川が氾濫したときに想定される浸水域や浸水深、避難場所等を表示した地図です。
内水ハザードマップ
下水道などの排水能力を超えた大雨が降った際に想定される浸水域や浸水深を表示した地図です。
地震ハザードマップ
地震により各地点がどの程度の確率で、どの程度揺れるかを表示した地図です。
津波ハザードマップ
地震時に海水が大規模な波(海水のかたまり)となって陸上に押し寄せたときの浸水域や浸水深を表示した地図です。
各ハザードマップの呼称は自治体により異なる場合があります。(〇〇防災マップなど)
この他に「高潮ハザードマップ」「土砂災害ハザードマップ」「火山ハザードマップ」などがあります。
ハザードマップの入手方法
●市区町村の窓口で紙版のマップを入手する。
●ホームページで閲覧する。
国土交通省のポータルサイトに、各市区町村のホームページへのリンクがまとまって登録されています(一部を除く)。
該当の市区町村と災害の種類を選択すると、スムーズにアクセスできます。
地震ハザードマップについて
日本各地で大きな揺れが予測されていますが、ご存知でしょうか?
今後30年以内に震度5弱以上の揺れに見舞われる確率を一部紹介します。
札幌・・・・34.1%
旭川・・・・20.1%
函館・・・・59.6%
仙台・・・・75.9%
新潟・・・・81.2%
東京・・・・99.9%
名古屋・・・85.2%
大阪・・・・93.0%
広島・・・・87.3%
高知・・・・93.8%
福岡・・・・70.9%
鹿児島・・・93.1%
那覇・・・・97.5%
確率論的全国地震動予測地図(2017年版)地震ハザードステーションより
ちなみに
今後30年以内にあう自然災害・事故などの発生確率も見てみましょう。
東京30km圏台風通過・・・ほぼ100%
交通事故で負傷・・・15%
航空事故で死亡・・・0.0000002%
空き巣ねらい・・・0.80%
ひったくり・・・0.15%
すり・・・0.11%
地震調査研究推進本部地震調査委員会「全国地震動予測地図2017年版手引・解説編(平成29年4月)」より
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ハザードマップを利用することにより、災害発生時に住民などは迅速・的確に避難を行うことができ、また二次災害発生予想箇所を避けることができるため、災害による被害の低減にあたり非常に有効であると言われています。
あなたの街のハザードマップを一度確認してみてはいかがでしょうか?
地震保険に関することは過去のブログをご参照ください。
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