新車を買ったら「新車特約」がおすすめ！

公開日： 2018/04/29 : 最終更新日：2018/04/29

豆知識保険自動車保険

こんにちは！車検のコバック・保険コンサルタントの小林です。

4月の新年度に入って、新しく車を購入した方も多いのではないでしょうか？

・高校を卒業して免許証をとったばかりの方

・新社会人になり通勤で車が必要になった方

・３月の決算セールに合わせて購入した方

などなど

今回は新車を購入した方にぜひおすすめしたい「新車特約」についてご説明させていただきます。

新車特約とは？

事故で新車が大きな損傷を受けた場合、新車購入時の金額を限度に補償されるので、新車に買い替えられます。

具体的には・・・

車両事故により、ご契約のお車に次の①または②の損害が発生した場合で、かつ、事故の日の翌日から９０日以内にお車を買い替えられた場合に、保険金をお支払いします。

また、お車を修理する場合には、事故の日の翌日から９０日以内に修理が完了したときは、その修理費について新車保険価額※を限度にお支払いします。

①お車が修理できない場合、または修理費の額が「協定保険価額（車両保険金額）」以上となる場合

②修理費が新車保険価額の５０％（内外装・外板部品のみの損傷の場合を除きます）以上となる場合

※新車保険価額とは、保険契約締結の時におけるご契約のお車と同一の用途車種・車名・型式・仕様の新車の市場販売価格相当額を基準に協定した価格をいいます。新車保険価額を新車保険金額として設定します。

支払われる金額は・・・

〈お車を買い替えた場合〉

買い替えたお車の取得価格（車両本体価格+付属品の価格+消費税）

〈お車を修理した場合〉

修理費

セットできる条件は・・・

ご契約のお車が自家用８車種※の場合で、満期日が初度登録（初度検査）から61ヶ月以内の車両保険付き契約にセットできます。

※自家用８車種とは、用途車種が、自家用（普通・小型・軽四輪）乗用車、自家用普通貨物車（最大積載量0.5トン超2トン以下・最大積載量0.5トン以下）、自家用（小型・軽四輪）貨物車、および特種用途自動車（キャンピング車）に該当する自動車をいいます。

車両保険だけだと・・・

毎年の車両保険金額は、ご契約のお車の時価額に応じて設定しますので、減った金額部分は補償されません。

新車特約を付帯することで、減った金額部分を（購入時の価格まで）補償してくれます。

例えばこのような事故のとき、これだけの差が・・・

ドライブ中の事故で、購入して2年目のお車が大破してしまった。

新車だったので、修理せずまた新車に買い替えたい。

新車価格：300万円

修　理　費：160万円

車両保険金額：240万円

新車保険金額：300万円

まとめ

新車を購入してすぐに事故を起こして、車が大きな損害を負ってしまった。

修理すれば乗れるけど、気分的には大損車に乗り続けるより再度新しい車に乗り換えたい。

しかし、車両保険の金額は年々下がっていくから、新しい車に乗り換えるのにまたお金がかかってしまう・・・。

そんな時新車特約がついていれば、修理費が新車価格の50％を超えた場合、再購入にかかる費用を保険でカバーできます！

少し前まで大手損保会社で新車特約を付帯する場合、満期日が初度登録から25ヶ月以内でしたが、今現在は61ヶ月となっています。

また、新車特約が付帯できない保険会社もありますので、新車購入時に今の保険会社が最適な保険内容かどうか見直してみてはいかがでしょうか？

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