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なぜ?保険料が高くなる!?

こんにちは(^^)

ご覧頂きまして、ありがとうございます。

保険コンサルタントの藤森です。

先日、とても優しそうなお客様がふと、「ずっと昔から加入している所で入っている保険なんですけど・・・最近、事故もしていないのに年々少しづつ保険料が高くなっている気がして・・・何が問題なんですかねぇ?もう安くなる事はないのかねぇ?」というご相談を頂きました。

その方は20等級 事故有係数0年で最大の割引がついていました。

自分が事故で使った訳でもないのに、何で保険料が上がる事があるの?・・・そう思いますよね。本日はその点についてお話しさせて頂きたいと思います。

考えられる理由

①型式別料率クラスが増えている

②ご高齢

型式別料率クラスって何?

「型式別料率クラス」とは、同じ型式のお車ごとの事故実績が、毎年決定される料率クラスとして保険料に反映されてくる事です。つまり、ご自身の乗られている車が全国で事故率が高いと、保険料が上がってしまう仕組みになっています。この料率クラスはほとんどの保険会社がこの「型式別料率クラス」を採用しています。

※新しく発売された型式については、過去の実績がない為、排気量などに基づきクラスが決定されていきます。

ただ、実はすべての車に適用されている訳ではなく、型式別料率クラスが採用されているのは、現段階では用途車種が「自家用普通乗用車」と「自家用小型乗用車」の自動車のみです。

ご高齢?何歳から?

何歳から・・と言わず、ご高齢というアバウトな言葉を用いましたが、実は保険会社によっても何歳から上がり始めるのか・・という点については違いがあります。また、上がり幅も違います。

60歳から1年づつ保険料が上がる保険会社もあれば、70歳になると劇的に保険料が上がる保険会社もあります。はたまた、気持ち程度に上がるだけの保険会社もあります。ただ、70歳以上ではほとんどの保険会社で保険料アップとなるようです。

ご年齢等で保険料は上がるものの、同じ内容でご継続されていらっしゃる方は“現在の生活には不要な特約がついている”可能性もございますので、保険を見直しつつ、そういった不要なものは取り除き、無駄をなくす事が、より大切になってくるかと思われます。

高齢者ドライバーの保険の見直しのポイント

①記名被保険者の見直し

例えば、

元々はAさん(現在72歳)の車だったが、最近は時々しか乗らず、同居のお子様Bさん(40歳)の乗る頻度が高い。

それなのにも関わらず、昔の契約のままで、時々乗るAさん(72歳)が記名被保険者になっているのであれば、お子様のBさんを記名被保険者に変更した方が料金的にお安くなります。

②運転者の範囲の見直し

同居していた子供が独立し別居となった時や結婚を機に別居となった場合などは、運転者の範囲を見直すと良いかと思います。

「本人限定」や「本人配偶者限定」や「家族限定」、保険会社によって限定の違いはありますが、運転者が限定されているほど保険料はお安くなります。

③特約の見直し

保険会社では主な契約の基本補償をより充実させるために特約を用意し、各社特色を出しています。特約をたくさんつけていると当然保険料も高くなります。現在の生活に必要な特約がついているのか、不要なものはついていないかを見直し本当に必要かどうかをご判断されると良いかと思います。

まとめ

交通事故の統計ではいまだに高齢者ドライバーよりも若年者ドライバーの方が多くはありますが、高齢者ドライバーの交通事故は重大な事故が多い傾向があり、近年ではニュース等のメディアで取り上げられる事も多くなってきました。

自動車保険は「型式別料率クラス」や「ご年齢」によって保険料が高くなります。どちらも連帯責任の様なものなので、もしかしたら、「自分は事故をしていないのに・・」とご納得はいかないかもしれません。ただ、どうしても高くなっていく傾向にはあります。自動車保険の内容を見直し、自分の生活に合った形に変更し、保険料を抑える事は可能です。そうした“内容を見直すきっかけ”と捉え、安心で快適なカーライフを楽しんでいけたら良いですよね(^^)

 

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保険事業本部
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お客様の不安を安心に変えるお手伝いができること、スタッフ一同心より願っております。

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