マフラーから白煙が!その②
みなさんこんにちは! カーライフアドバイザーの中居です。
今回は、前回の「マフラーから白煙が!」のお話しの続きとなります。
目次
- 前回のおさらい
- 車両の状態
- 診断結果 №1
- まとめ
前回のおさらい
少し前回のおさらいをさせて頂きます。
走行中にマフラーから白煙が出てしまい、修理のためご入庫となった車両のお話しです。
走行中にオイル警告灯が点灯してしまったためご自身でエンジンオイルのチェックをしたところ、交換時期が大分過ぎておりエンジンオイルの量もほとんど入っていない状態でした。エンジンから「ガラガラ」、少しですが異音も出ていました。
とりあえずご自身でエンジンオイルを補充し、その後はオイル警告灯も消えたため、様子を見ながら走行していました・・・
1ヶ月後、走行中に「マフラーから白煙が!」ということでご入庫となったわけです。
車両の状態
実際診断に入り、症状としては
①マフラーから白煙
②エンジンから少し異音「ガラガラ」
③オイル交換時期が過ぎている状態
④エンジン不調有り ※アイドリング不安定
この様な状態でした。
診断結果 №1
まずは第一段階として、エンジン内部を覗いてみたいと思います。
エンジン上部のヘッドカバーを外してみました。
画像:エンジン内部(シリンダヘッド)
ん~この様子だと、エンジン内はあまりよろしい状態ではないですね・・・・(苦)
この後、エンジンが始動できる様に復元をしました。
次に、基本のエンジンオイルとオイルフィルターを交換してみました。
交換後は、ガラガラ音も少し小さくなり、白煙も出ず良い状態でした。
しかしッ!!
画像:マフラー白煙
エンジンが温まると・・・以前と同じく白煙が!!
日に日にひどくなっているような気がします・・・・(苦)
オイル交換を行ったことでエンジンオイルの通りが良くなり、行ってはいけない場所にオイルが
混入している証拠です。
これは、いよいよエンジン載せ替えの可能性が高いかも・・・・・
まとめ
今回の診断報告はここまでになります。
第2段階の診断として、
エンジン内部の損傷なのかどうかの確信を得るため、他に可能性が高いタービン(ターボ車なので)を点検していきます。
タービンの状態が良ければ、エンジン内部の損傷ということになります。
次回のお話しで報告させて頂きます。
そしてみなさん、何度もくどくて申し訳ありませんが、エンジンオイル交換は定期的に!
「白煙が出てる!」「どうしよう~」なんて思いをして欲しくないので、お願いします!!
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