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ラジエーターキャップの重要性はご存知ですか?

みなさん、こんにちは。コバック東郷三好店吉葉(よしば)です。今回は、エンジンがオーバーヒートをしてしまう様々な原因の一つにラジエーターキャップの損傷によって起こる事があります。このラジエターキャップに関する豆知識をご紹介します。

ラジエーターとの関係

車のエンジンを冷やし、エンジンの温度を一定の温度に保つ機能にラジエーターがあります。

(ラジエ-タ-本体)

このラジエーターの使用年数が経つと劣化の原因で水漏れが発生しエンジンを冷やす事ができないとオーバーヒートを起こしますエンジン内部がひずみ走行不能になる原因になります。このような事態を防ぐ為にも、ラジエーターを定期的にチェックするのは大切なんです。

ラジエーターキャップって?

(ラジエタ-キャップ1)

高温になった冷却水を冷やすラジエーターという部品のフタ(キャップ)のことを言います。冷却系統の修理等で冷却水が抜けたときはラジエーターキャップを外して補充することになります。

ラジエーターキャップの役割

ラジエーターキャップの役割とは何でしょうか?ラジエーターキャップは冷却水の漏れ防止の蓋という役割だけではなくラジエーターを密封し圧力をかけて水温が100℃以上になっても冷却水が沸騰し気化するのを防ぎ冷却水が液体の状態を保つ働きをしています。また加圧した冷却水の沸点が超える場合は圧力調整弁が働いて水温によって変化するラジエーター内の圧力を調整しオーバーヒートを防いでいるのです。これほど重要な役割のキャップですがやがて劣化が進んでしまいます。

(ラジエタ-キャップ2)

(ラジエタ-キャップ3)

劣化する箇所は冷却水の漏れを防ぐゴムパッキン部分と圧力調整のためのバネです。交換時期は車の使用状態や走行条件で異なりますが、車検時などで見直してキャップのパッキンにキズや亀裂などがあれば交換したほうがいいでしょう。

いつオーバーヒートするの?

ここで知っておいていただきたいのが、ラジエーターキャップが損傷したからといってすぐにオーバーヒートする訳ではありません実際に当社のお客様も普段は通常通り走行することが出来ていた為ラジエーターキャップの損傷には気が付いてなかったです。その理由として冷却水の温度が80℃くらいになるようにきちんと制御されているからです。でも、エンジン負荷の大きい高速道路の走行や一般道でエンジンが高回転する走りをした時、昨年(2018年度の夏のような気温が非常に高い時期などの状態では冷却が間に合わず冷却水の温度が100℃近くになる事もあります。

ラジエーターキャップの取り外す時は注意が必要

熱いときは絶対むやみに開けない!

熱いときはラジエーター内は圧力がかかっていますのでラジエーターキャップが外れたと同時に冷却水が吹き出します。また、冷却水が100℃以上のときラジエーターキャップを外してしまうと、圧力が抜けたとこで冷却水が沸騰し噴水のように冷却水が飛び散り最悪火傷する危険があります。事故予防でタオルを当てがいながら外しましょう。

ラジエーターキャップの取りつけ方

ラジエーターキャップを右の方向に回します。その場合少し下へ押さえつけて回転し回りきらなくなった所で取り付け完了です。


(ラジエタ-キャップ取り付け1)

(ラジエタ-キャップ取り付け2)

おわりに

いかがでしたか?エンジンを冷やすという役割の部品ですラジエーターの故障が原因でオーバーヒートして走行出来なくなってしまうこともあるほど、非常に重要です。良い状態を維持する為にはメンテナンスが重要です。

私たちコバックへお越しいただけますと そのような点検も直ぐ出来ますのでどうぞお気軽にお越しくださいませ。

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