タイヤも健康診断が必要です！

みなさん、こんにちは！カーライフアドバイザーの朝倉です。

突然ですがタイヤの健康診断をしていますか？

タイヤは1トン以上の重さがある車を支えている重要な部品になります。車はこのタイヤによって走ったり、曲がったり、止まったりする事が出来ます。タイヤのメンテナンスを怠ると燃費の悪化や思わぬトラブルに見舞われる危険があります。今回は日頃どのようなメンテナンスしたら良いのかタイヤの健康管理についてお話させて頂きます。

■タイヤの健康管理のポイント

タイヤの日常点検のポイントは4つあります。車に乗る前に駐車している車のタイヤに異常が無いかチェックしてみて下さい。

ポイント1

・月に1度は空気圧をチェックする

→　タイヤの空気圧は徐々に（自然に）低下します。

→　規定の空気圧は車のドア付近等に表示されています。

※タイヤの空気圧が少ないとタイヤの回転が悪くなり燃費の悪化や運転操作にも

影響が出てきます。また空気圧が規定値より高過ぎるのも良くありません。

タイヤが均等に摩耗せず通常より早くタイヤ交換が必要になりムダな出費にも

つながります。

規定空気圧の表示（参考画像）

ポイント2

・タイヤの外観をチェックする

→　タイヤに傷やひび割れが無いか?異物が刺さっていないか？チェックして下さい。

→　傷やひび割れは走行中突然バースト（破裂）する危険があります。

ひび割れが発生しているタイヤ（参考画像）

※タイヤに傷やひび割れを発見したらお近くのタイヤ販売店にご相談下さい。

ポイント3

・スリップサインのチェックをする

→　スリップサインはタイヤの摩耗が進んでいることを示すサインです。
→　タイヤの溝の底にある盛り上がった部分のことで4〜9カ所に設置されています。

→　溝の深さが1.6mmになるとスリップサインが現れます。

→　このサインが露出していないかチェックして下さい。
※スリップサインの現れたタイヤは雨天時の走行ではスリップしやすく、

またハイドロプレーニング現象が発生しやすくなり大変危険です。
スリップサインが露出したら、速やかに新しいタイヤに交換しましょう。

スリップサイン露出した状態（参考画像）

ポイント4

・偏摩耗をチェックする

→　極端に偏った減り方をしていないかチェックする。

→　偏った減り方をしていると振動や走行音の拡大、タイヤの寿命を短縮させる

原因になります。

偏った減り方をしたタイヤ（参考画像）

※考えられる偏摩耗の原因は？

①空気圧が不適切

②タイヤローテーションの不足

③車両に不具合（アライメントの不適正や足回り部品の不具合など）

お近くのタイヤ販売店か自動車整備工場にご相談下さい。

今回タイヤの健康管理についてお話させて頂きましたが参考になりましたでしょうか？

最初にお伝えしたようにタイヤは車にとって重要な部品です。タイヤのトラブルは大きな事故や無駄な出費に直結します。車に乗る前に異常が無いかタイヤの健康診断を心掛けてください。タイヤに不安を感じたら直ぐにお近くのタイヤ販売店か自動車整備工場に心配無いか見てもらって下さい。早めの点検整備は安全で経済的なカーライフを実現します。

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車検のコバック 直営事業本部

直営事業本部 ： 株式会社コバック

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