エアコンから冷たい風がでない! 自分でできる簡単点検!
みなさん、こんにちは!
前回はカーエアコンから、どうやって冷たい風をだすのか簡単に説明させて頂きました。
夏本番も近づき、エアコンを使用する機会も増えてきました。
この季節になるとエアコンから『冷たい風が出ない』という相談が急増します。
そこで今回は、自分でも行える簡単な点検方法をご紹介します。
一概にエアコンのトラブルといっても、様々な原因が考えられますが、特に多いのが冷媒(クーラーガス)のガス漏れが原因のケースが多数聞かれます。
そこで、ユーザーが自分で行えるクーラーガスが不足していなか簡易点検をご紹介します。
エアコンのサイクルにはリキッドタンクと呼ばれ、液化した冷媒に多少含まれる気体冷媒を分離する箇所があり、そのリキッドタンク上部にサイトグラスがあり、サイクル内を循環する冷媒が目視できます。
点検の仕方は、エアコンのスィッチをONにした時のサイトグラス内の冷媒とチェックします。
この時、液化冷媒の気泡がチョロチョロと確認できる場合は正常です。
冷媒が不足している時には、サイトグラス内に多数の気泡が連続的に流れていたり、白濁しているケースが多いです。
逆に、サイトグラス内で全く冷媒が流れていない時には、冷媒の過充填やサイクル内の詰り、もしくは全く冷媒が入っていない等が考えられます。
ガソリンスタンドで『クーラーガスが少ないですね』と言われた事はありませんか?
スタンドの方もサイトグラスで簡易点検してお客様にお伝えしている場合もあります。
今回ご紹介したのは、あくまでも簡易点検となります。
最近は、車両にサイトグラスが無い車も増えてきていますので、本来ならば、専用のゲージとつなげ、クーラーガス量を点検し必要に応じた修理を行わなければいけません。
夏に快適なカーライフを送れる様に、エアコンの点検もしてみてはいかがでしょうか。
地域の方々に支えられ国内全メーカー、新車から20年以上経過した車両もご利用して頂き、車検では年間約4,000台のご利用を頂いております。
「命とお金と地球を守る」をコンセプトにご利用頂いた全てのお客様に出会いに感謝の気持ちをもってサービスを提供して参ります。
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