ご存知ですか?バックミラーの基準!ミラーが無くても車検合格?
みなさんこんにちは!
みなさんの愛車には当然バックミラーが装着されていますよね?
実は、このバックミラーの基準が最近変更されました! どう変わったかと言いますと、バックミラーが装着されていなくても車検に合格できるように変更されました。
今回はバックミラーの基準についてお話させていただきます。
目次
- バックミラーってなに?
- バックミラーの基準変更
- おわりに
バックミラーってなに?
バックミラーとは文字通り、運転席から後方を確認するためのミラーです。ルームミラーとドアミラーが現在の主流ですが、一昔前はドアミラーではなく、殆どの車はフェンダーミラーでした。死角や視線移動の少なさでメリットがあったからです。
しかしデザイン性等のメリットで、今の車はサイドミラーになっていますね。
バックミラーの基準として、
『運転者が運転者席において自動車の左外側線付近及び後方の交通状況を確認でき、かつ、乗車人員、歩行者等に傷害を与えるおそれの少ないもの』
としまして、
・容易に方向調節することができ、かつ一定の方向を保持できる
・歩行者等に接触した場合に衝撃を緩衝できる
・乗車人員の頭部等に傷害を与えるおそれの少ない構造
・運転席において、左右外側線上後方50mまでの間にある車両の交通状況及び自動車の左外側線付近の交通状況を確認できる
等の細かな基準があります。その他にも取付要件がありますので、その要件を満たさないといけません。
バックミラーの基準変更
今回の国土交通省からの通達は
『自動車の安全基準について、国際的な整合を図りつつ、安全性を向上さ せるため、順次、拡充・強化を進めています。 今般、バックミラー(後写鏡)等に関する国際基準が改正され、バックミラーの代わり ・ ・ ・ に、 「カメラモニタリングシステム」(CMS)を使用することが可能となりましたので、道路運送車 両の保安基準等を改正し、これを国内基準として採用することとします。 この結果、自動車メーカーは、国際基準に適合するカメラモニタリングシステムを備える ことにより、バックミラー等がない自動車を設計・製造することが可能となります。』
というものになります。
簡単にいうと、バックミラーの代わりにカメラモニタリングシステムで視認性・取付要件をクリアすれば、ミラー(鏡)じゃなくても大丈夫ですよ!ということです。
おわりに
いかがでしたか?
今回の改正で国際基準に一歩近づいた事になりました。機能性よりデザイン性が重視され、自動車の主流はフェンダーミラーからドアミラーになりました。近い将来は殆どの自動車がミラーレスという時代がやってくるかもしれませんね?
それではまた!
昭和34年に小林モータースとして創業、平成2年に車検のコバックと社名変更し現在に至っております。
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