このタイヤあとどれ位走行できるか?予測術を紹介
みなさん、こんにちは!
カーライフアドバイザーの朝倉です。
タイヤがあとどれ位走行できるか気になったことありませんか?
予測する方法について紹介させて頂きます。
目次
- 新品のタイヤの溝について
- タイヤの限界について
- タイヤの溝を簡単に計る方法について
- あとどれ位走行できるか予測方法について
- おわりに
新品のタイヤの溝について
新品のタイヤの溝は商品によって異なります。乗用車用、貨物車用では大きく異なりますが今回は一般的な乗用車のタイヤについて紹介させて頂きます。一般的な乗用車のタイヤの溝はメーカーや商品によって異なりますが7mm~8mmになります。
タイヤの限界について
タイヤは乗用車の場合、法律で1.6mm以上の溝が無いと一般道を走ることができないことになっています。1.6mmはこれ以上は無理ですよという限界の数値になりますので1.6mmまで安全に走れるということではありませんのでご注意下さい。安全に走行できるのは一般的に3.0mm以上の溝が必要です。
タイヤの溝を簡単に計る方法について
溝が何mmなのか簡単に計る方法があります。それは100円硬貨を溝に差し込み測定します。100円と表記されている「1」の部分下側にして「1」の部分とタイヤの高さを比べます。
残溝が5.0mmの場合
残溝が3.0mmの場合
測定ポイント
・100円硬貨の「1」までがちょうど5.0mmになります。
・「1」の部分とタイヤの高さが同じであればタイヤの溝は5.0mmに
・「1」の部分よりタイヤの高さが1mm低ければタイヤの溝は4.0mm位
・「1」の部分よりタイヤの高さが2mm低ければタイヤの溝は3.0mm位
あとどれ位走行できるか予測方法について
タイヤは車種、タイヤの種類、乗り方で異なりますが一般的なタイヤであればズバリ5,000kmで約1mm減ります。逆に1mmで5,000km走行できます。新品のタイヤが分かり易くするために7.6mmだとすると限界である1.6mmまで6.0mmありますので「6.0mm×5,000km」で30,000km走行できる計算になります。でも1.6mmは限界の数値なので安全に走れる溝が3.0mm以上と考えると4.6mmになりますので「4.6mm×5,000km」で23,000km走行できることになります。
安全に走行できる交換目安は下記の通りです。
・残溝が7.0mmの場合 → 20,000km
・残溝が6.0mmの場合 → 15,000km
・残溝が5.0mmの場合 → 10,000km
・残溝が4.0mmの場合 → 5,000km
※車種、タイヤの種類、乗り方、前輪後輪、スタッドレスタイヤに履き替えた場合、ひび割れやキズがある場合などタイヤの状況によっても交換目安は異なりますので予測による目安として考えて下さい。
おわりに
タイヤは車を支える重要なパーツです。交換のタイミングが遅れると事故の危険性が高まります。100円硬貨で溝を計ることができますので一度試してみてください。あとどれ位走行できるか分かるとタイヤ代の準備など前もってできます。常に安全で経済的に無理のないゆとりあるカーライフを過ごせるよう車検のコバックでは様々なサービスを行っております。お車のことでお困りなことがありましたら是非ご相談をお待ちしております。
車検のコバック 直営事業本部
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