あれ？キ－が回らない！エンジンがかからない？

公開日： 2016/09/06 : 最終更新日：2017/01/31

豆知識

みなさん、こんにちは！カーライフアドバイザ-吉葉です。

さて本日は車のキ－が回らない為エンジンが掛からない！

この場合の解決方法をご紹介します

エンジンをかける作動でキ－を差し込んで回そうと思ったらまわらない！　故障かな？

そんなピンチに陥った場合でも大丈夫です！あわてないで下さい。

一番単純な回答をご案内致します。

原因①

ハンドルが動かない

意外とよくあるのが下図の写真のようにハンドルのロックが引っ掛かってるような状態になりキーが回らないことがあります。

それではやってみましょう。

まず車のキーをいつも通り鍵穴に挿し、挿し終えましたら強引に回すのではなく、ハンドルを左右どちらかに少しづつ動かします。ちなみにおもいっきり動かしますとハンドルが壊れる原因になりますので気を付けてください。

少しずつ動かすと、車側がハンドルロックを徐々に解除していき車のキーを回してエンジンをかけることができるのです。

では、何故この様な状態をあえて機能させているのか？

そもそも車のキーが回らない原因の多くは「ハンドルロック」が掛かること。

この機能は本来「盗難防止用」に作られたシステムで、年式は幅広く標準装備になっています。（車種、年式によって装備されていない車もございます。）

これは車が判断してハンドルロックを掛けてしまい知らない内にキーが回らずエンジンをかけることができなくなるのです。
それを知らずにキーを思いっきり回しますと、鍵が変形したり鍵穴を壊してしまう事もありますので気を付けて下さいね。余計な出費は避けたいですよね！

原因②

車のギアをAT車は「P」（ﾊﾟｰｷﾝｸﾞ）MT車は「N」（ﾆｭ-ﾄﾗﾙ）に入っているか確認する

先ほどのハンドルロックの次に多い原因が車のギアによるものです。

皆さんは通常、駐車する際、「AT車はP」「MT車はN」に入れていますね？

でも、慌てていたりすると、時折違うギアに入れたまま走行を終了させてしまい

いつも通りにパーキング入れたつもりが違うギアに入っていた…なんてことも考えられます。こうなると車のエンジンは止められるものの、エンジンをかけようとするとキーが回らなくなるのです。
解決方法はこちらも簡単です。
AT車はPに、MT車はNに戻すだけでいいのです。（※ＭＴ車はクラッチを踏み込まないと始動しない場合もあります）

ただ、注意したいのが無理やりギアを入れなおしたりするのではなく静かに行いましょう。。そのため優しく静かにギアを戻し、車キーを回すようにしましょう。

原因③

フットブレ－キを踏まずにエンジンをかけてしまう

最近の車の中にはブレーキを踏みながらキーを回さないと、エンジンが始動しない車が出ています。これは車の急発進を防ぐためのシステムなんです。

でも慌てていたりしている時にはそのシステムのことを忘れてしまうことがあります。
全ての車がブレーキペダルを踏みながらでないとキーを回せないと言うわけではないですが、もし回らない場合は一度確認してみましょうね。

おわりに

みなさん、キーが回らないときはまず「慌てない」と言うことが大切です。

落ち着いて自分のキーを確認

「ハンドルロックの確認」
「ギア確認」
「ペダル」の順に確認するようにしましょう。

それでも作動しない場合は点検が必要です！

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