エンジンオイルの役割、そもそも何をしているの?なぜ汚れるの?
車に乗っていれば、必ず交換するエンジンオイル、そもそもなぜ交換するのかご存知ですか?
『汚れていて交換時期だから』『焼きつかない為』とか!もちろんその通りですが、
せっかく交換するエンジンオイル、どんな働きをしているのかもう少しだけ知っておきましょう。
★エンジンオイルの役割
・金属同士による摩耗や焼き付き防止をするために潤滑する必要があるため
・エンジン内部は、燃焼や摩擦などで非常に高温になりこれを冷却するため
・エンジン可動部にあるわずかな隙間を密封し、より良い燃焼を可能にするため
・エンジンは特性上、外との温度差が生じ水分が発生しやすく錆の予防をするため
・燃焼によって汚れ【スラッジ】が発生、この汚れを吸着.分散する洗浄作用を行うため
結果としてオイルは使用し続けると汚れ、その性能が著しく低下し思わぬエンジントラブルに繋がります。日頃より日常点検を行いしっかり管理していきましょう。
【スラッジ】とは、本来燃料を100%燃焼させたいのですが実際はどうしても不完全な状態で燃焼する事があり、この時発生するススや燃えかすがオイル粘度を悪化させ、オイルに吸収できなく残った汚れの事をスラッジと言います。このスラッジはドロッとしたり固形物となってエンジン内部に蓄積し、オイル循環や冷却効果の低下を招きます。更にはパワーダウンや燃費の悪化、エンジン振動、オイル消費にも繋がる為、定期的な点検と合わせてエンジン内部のケアもおすすめします。
*定期的なオイル交換を行ってもオイル劣化と共に不純物を発生させ、スラッジとなって蓄積していくため、定期的にエンジンリフレッシュなどを行い、エンジンとオイルの性能を十分に発揮できるようにしておくと、ストレスなく快適なカーライフを過ごせますよ。
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