エンジンから異音がした場合の原因と対処法教えます。

公開日： 2016/12/31 : 最終更新日：2017/01/31

豆知識

みなさん、こんにちは！

今回のテーマですが、エンジンを始動した時「キュルキュル」音や「キュー」音などの音が発生した時の原因と対処方法をお伝えします。

車のベルトの役割とは

車には主に二つのベルトが重要な役割を果たしています。ひとつはエンジンの内部に組み込まれているのが「タイミングベルト」または「タイミングチェーン」です。

そしてもうひとつのベルトが発電機（オルタネーター、パワーステアリングのポンプ、エアコン）など　エンジンの動力を使って動かすための「各系統のベルト」です。

このベルトが切れてしまうと、車は正常な機能を果たせなくなってしまいます。
ベルトが切れると、バッテリー上がりやエンジンが停止してしまう恐れがあります。また、エアコンやパワーステアリングにもそれぞれベルトを使用されている事もあり、そのベルトが切れるとエアコンやパワステが作動せず、非常に危険な状態になり運転に悪影響が発生し大きな事故にもなりかねません。

また、これらのベルトはゴムで出来ているので、走行距離や走行年数による磨耗や経年劣化が発生します。

ベルトの異音「ベルト鳴き」とは？

エンジンのクランクシャフトにあるプーリーと、パワステ、発電機、エアコンなどのプーリーにかけてベルトにより駆動する仕組みとなっています。

ベルトはゴム製品なので、発熱や経年劣化の影響を受けて硬くなったり縮小したり、摩擦熱で磨耗してしまうものです。
劣化したベルトが伸びていたり硬化していると、駆動抵抗による摩擦熱などで「キュルキュル」という音を発します。これが「ベルト鳴き」です。
また、亀裂がなくても経年劣化により泣きが発生する事もあるので交換する事を推奨します。

まとめ

いかがでしたか？　エンジンを始動した時の異音は何か不具合のサインです。ベルトの鳴きが発生したらお店で見てもらう事が一番の対策です。そんな時は是非コバックへお越し下さいませ。こまめな点検を実施して頂くだけで悪くなる前に防ぐ事が出来ますよ。

Profile
最新の記事

東郷三好店車検のコバック

平成11年6月にOPENした車検のコバック東郷三好店です。みなさまにささえられ年間車検台数約4,000台のご利用を頂いております。
車検はもちろん一般修理、タイヤ、バッテリ－、エンジンオイル交換、鈑金、自動車保険など車のプロフェッショナルとして各担当者を常駐させておりますので様々なご相談やご質問などをご遠慮なくお問い合わせください。