新品のスタッドレスタイヤは「慣らし」が必要!
みなさん、こんにちは! カーライフアドバイザーの中居です。
冬の準備として、すでにスタッドレスタイヤの装着を済んでいる方、これから装着の予定や購入をされる方、また、「まだ雪が降ってないから大丈夫」なんて思っている方もいらっしゃると思います。
そこで、今回新品のスタッドレスタイヤを装着の方にお知らせさせて頂きます。
目次
- 「慣らし」とは?なんで必要なの?
- では「慣らし」をするために何をするの?
- まとめ
「慣らし」とは?なんで必要なの?
スタッドレスタイヤの性能は、「吸水」「密着」「ひっかき」の効果で安定して走行することができます。
スタッドレスタイヤは気泡を含んだゴムなどで吸水・吸着・柔軟性をもたせていますが、
工場から出荷されたばかりのタイヤは、タイヤの表面に薄いゴムの「皮」が覆っているため、肝心の気泡などがその「皮」の下に隠れてしまっています。
このタイヤの「皮」は、ゴムを加硫し金型に流し込んで作る製造工程の中で、どうしても
金型から抜く際にタイヤの表面に発生してしまいます。
そのため、この「皮」をむいてあげないと、「吸水」「密着」「ひっかき」性能が十分に発揮されないというわけです。
そこで「慣らし」が必要となります!
「慣らし」とは、タイヤ表面の「皮」をむくために「慣らし運転」をすることです。
では「慣らし」をするために何をするの?
タイヤ表面の「皮」をむくための「慣らし」は特別難しいことはありません。雪道を走る前にある程度の距離を走ればいいだけです。
一般道であれば、60km/h以下の速度で200km以上走行すれば大丈夫です。最低でも100km
は走行して下さい。慣らし運転後にもう一度空気圧のチェックまで行うと完璧です。
まとめ
新品おろしたてのスタッドレスタイヤと、慣らし運転を行ったスタッドレスタイヤでは、
同じタイヤでも全く効きが変わってきます。
今シーズン、スタッドレスタイヤの装着が初めての方、新品に取り替えたばかりの方は、
前もって慣らし運転を済ませて頂き、雪に備えてください。
ちなみに、夏用タイヤでも実は「慣らし運転」は必要なんですよ!
ではみなさん、「スタッドレスタイヤだから大丈夫」「新品だから大丈夫」と過信することなく、安全運転を心掛けて余裕をもって運転しましょうね!!
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