飛び石でフロントガラスに傷が！！

公開日： 2018/04/02 : 最終更新日：2018/04/02

豆知識

みなさんこんにちは！カーライフアドバイザーの中居です。

お車の運転中に車両前方で、「バチッ」「カチッ」などの音が聞こえ、「車に何か当たった？」なんて思ったことはありませんか？

そんな時は後でよく見てみると・・・「うわっ！ガラスに傷が！！」

傷ができてしまった場合、「小さな傷だから大丈夫！」とそのままにしている方いませんか？

今回は、傷ができてしまった対処法と放置していると危険な場合があるということなど、お話しさせて頂きます。

傷を放置しているとどうなるの？
車検は通るの？
どう修理するの？
まとめ

傷を放置しているとどうなるの？

最初は小さな傷でした・・・

昨日の夜、車を降りた時は何ともなかった・・・

翌朝・・・ガラスを見ると！！

「あれ？？ヒビが入ってる！！！」なんてこともあったりします。

お車から降りてドアを閉る際のちょっとした衝撃や凍ったガラスにお湯をかけてしまった時、気温・気圧などさまざまな要因がありますが、傷を放置していると小さな傷が広がってしまったり、大きなヒビになってしまうこともあります。

車検は通るの？

では、フロントガラスに傷やヒビがある状態で車検に「通る」のか「通らない」のかということですが、

保安基準の大29条（窓ガラス）、告示（第195条）の規定で

・損傷した場合に運転者の視野が確保できること

・容易に貫通されないこと

などがあります。

傷の具合で判断することになりますが、

・点状の傷

・線状のヒビ

で区分けされますが、明確に何ミリ以上が不合格というような基準はありません。

ということから実際は、検査員の目視の判断となっています。

※私自身も検査員でありますが、判断基準とすると百円玉に納まる小さな傷であればＯＫ、

それ以上はＮＧと考えています。

どう修理するの？

小さな傷（1.5mm前後）の場合、リペア修理 が可能です。

リペア修理とは、

フロントガラスに傷が入ってしまうと、二重構造のガラスに隙間ができ、その隙間に空気や水が入ってしまいます。機械により隙間を真空状態にし、ガラスと一体化させるための特殊な液体を流し込んで傷を埋める作業です。

ただし、リペア修理はあくまでも応急的なもので100％ではありません。

リペア修理ができた場合でも、傷が広がりにくくするため、傷を目立たなくするためであって、修理あとは残ってしまいます。

傷の深さによっては、修理金額も変わってきます。

浅い傷の場合、1箇所/10000円前後

深い傷の場合、1箇所/20000円前後　となります。

傷が深すぎたり、傷が大きすぎる場合など傷の具合が悪いとリペア修理が不可能で、

フロントガラスの交換になってしまいます。

まとめ

走行中に、突然の飛び石を避けることは難しい問題です。

ただし、車間距離を空ける、土砂を積んでいる車の後ろを走行しない、速度を抑えるなど、気を付けて運転することにより、飛び石に遭遇する可能性や被害を減らすことはできると

思います。

また、飛び石でフロントガラスが損傷してしまった場合は、小さな傷であれば放置せず、

すぐに修理を行うことで修理金額も抑えることができるはずです。

1万円前後で修理できたはずが、放置していたばかりに傷が広がり、フロントガラスの交換で10万円以上の修理代に・・・・なんて嫌ですよね！！

では、以上で今回のお話しは終わりになりますが、もちろんコバックも、リペア修理は可能です！！見積からでも大丈夫です。

フロントガラスの傷でお困りの方、ご相談がある方は、一度是非ご来店ください！！

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