愛車を狙う「リレーアタック」ご存知ですか？対策は・・・

公開日： 2018/04/13 : 最終更新日：2018/04/13

豆知識

みなさん、こんにちは！

自分の愛車は、しっかり防犯対策されていますか？

自動車の盗難被害は、ピーク時に比べると減少傾向ではありますが、依然として発生しているのが現状で後を絶ちません・・・

自動車盗難の8割以上が自宅駐車場や契約駐車場で発生とも言われています。

車上荒らしや自動車盗難など、車への犯罪を知っていても実際に対策をしている方は少ないのではないでしょうか・・・

自分の車は大丈夫だと思っている方もいると思いますが被害にあってからでは遅いです！

最近では、自動車性能が高くなると同時にセキュリティも進化し、スマートキーはイモビライザーと呼ばれるセキュリティと連動されることで高い盗難防止機能を持っていますが・・・

画像「スマートキー」

画像「セキュリティ作動中(メーター内)」

セキュリティへの性能も向上しているのは確かですが自動車盗難の手口も、時代とともに多様化、巧妙化へとなっています！

現在では、スマートキーの便利な機能を利用した「リレーアタック」と呼ばれる新しい方法での自動車盗難が増えています！

スマートキーは常に微弱な電波を出し、スマートキーを持っている状態でドアノブに触れば、車両側からの電波とスマートキーからの電波が通信しドアロックを解除するシステムとなっており、当然電波は暗号などにより同じスマートキーでないと作動しません。

「リレーアタック」はこの特性から、スマートキーから発する微弱な電波を中継できる特別な装置でキャッチし、更には増幅して車両近くにある受信装置へと電波を飛ばし、近くにスマートキーがあるのと同じ状況となり、ドアノブを触ればロックが解除し、エンジンのスタートボタンを押せばエンジンがかかる為、ほんの数秒であっという間に・・・

当然、純正のセキュリティや市販のスマートキー連動タイプのセキュリティではスマートキーによる解除となる為、セキュリティ機能は作動しません・・・

「リレーアタック」への対策としては、純正スマートキーが発する電波を中継し使う為、常に電波を遮断する金属製などのケースにスマートキーを保管する事や純正スマートキーと連動しないタイプのセキュリティの取り付けにより少なからず有効な防犯手段とはなります。

自宅駐車場で、駐車中に玄関先に近づき「リレーアタック」を受ける可能性がありますのでスマートキーの保管場所や方法にも注意が必要となります。

外出先でスマートキーを持ち歩く際もスチールケースなどに入れる事をおすすめします！

最近では「リレーアタック」対策となる盗難防止装置や電波を遮断する専用ケースなど様々な対策商品が販売されていますので、乗り方や駐車する場所など環境に合わせて自分の愛車を犯罪から未然に防ぐことが重要です。

万が一、被害にあった場合にも自動車保険を充実へと「車両保険」に加入する事も安心です。

盗難被害は、経済的にだけでなく、精神的にも想像される以上に辛いものとなります。

盗難手口の進化により防犯対策による100％の安心は出来ないかもしれませんが、この機会に防犯対策を見直してみては如何でしょうか？！

自分の愛車を守り、安心安全のカーライフを過ごしましょう！

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