暖気運転は必要なの?
みなさん、こんにちは! カーライフアドバイザーの中居です。
みなさんは車に乗る際に、暖機運転をしていますか?
最近の車は「暖機運転をしなくても良い」と言われていますが、「暖気運転は必要だ!」という声も聴きます。一体どれが正解なのでしょうか?
画像:メーター
今回は、暖機運転とはそもそも何なのか?また、その必要性、方法などについてお話しさせて頂きます。
目次
- 暖気運転とは?
- 暖気運転の必要性と方法
- まとめ
暖機運転とは?
暖気運転は、「エンジンを温める」「車内を暖める」などが目的で行っているのが一般的な考えかと思います。特に寒い冬場は、窓ガラスが凍ってしまいますので必要ですよね。
そこで調べてみました。
「暖機運転とは、機械を始動した直後などに低負荷での運転を一定時間行うこと。」
「低負荷の運転で機械の部品同士の馴染み、各部の働きを滑らかにすることが目的。」
「低負荷の運転で潤滑油を各部へ行き渡らせ、機械が本来の性能を発揮できるように部品同士の隙間(クリアランス)を適正な状態へ導くこと。」
などがありました。
画像:エンジンルーム
暖気運転の必要性と方法
では実際のところ、暖機運転は必要なのでしょうか?
自動車メーカーは、エンジンが暖まった状態で、各部品同士がベストな隙間を保てる様に設計しています。
しかし、最近の車はエンジンが電子制御されているため、エンジンが冷えている状態でも適切な働きをするように自動で制御がされます。エンジンが暖まっていない状態で走っても、走行自体には問題は有りません。
しかし、問題が無いとはいえ自動車は精密機械です。エンジン始動直後はオイルが行き渡っておらず、この状態で急発進するとエンジン内部が傷付く可能性があります。
昔の車のように水温計が動くまで待つ、という暖機運転をする必要は無いですが、1分程度の暖機運転はした方が良いと思われます。
画像:水温計
結果としては、最近の車であれば暖気運転しなくても大丈夫ですが、エンジン始動直後の急発進は避けて下さい。また、暖気運転をする場合は1分程度で十分です。
まとめ
暖機運転は、従来必要だと言われていましたが、最近の車では技術が進歩した結果、不要となっています。また、燃費の面でも暖機運転をするよりも、走りながらエンジンを暖めた方が、トータルでは消費燃料は少なく済むと思われます。
但し、暖機運転をする事よりも、「走り出しはほどほどに」を心がける事の方が重要です。長い時間、アイドリング状態で停止しているよりも、走行時の方がエンジン内部に送られる燃料は多くなるので、燃焼温度が上がり、エンジンは早く暖まります。
また、長時間の暖気運転は、環境にもあまり良くないですし騒音問題にも発展しかねません。
まとめとして、エンジン始動直後に走り出す場合は「ゆっくり」を心掛け、暖気運転を行う場合は「1分程度」、これで、人にも、車にも、環境にも、優しい運転ですし、ハッピーカーライフと言えると思いますので、みなさん試してみて下さい。
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