車に装備されている水温計ご存知ですか?役割とは?!
みなさん、こんにちは!
車には計器類など色々と装備されていますが水温計が取り付けられているのはご存知ですか?
燃料計は知っているけど、水温計の存在を知らない方や見方を知らない方も・・・
水温計の役割や異常時の対処方法を知らないと車の寿命を縮める事にもなります!
画像「水温計」
現在のほとんどの車は水冷式エンジンを採用し、エンジンが発する熱を冷却水により適切な温度に保ち、排熱することでエンジンのトラブルを防いでいます!
その為に冷却水が適正な温度かをドライバーに知らせる計器として水温計が取り付けられています。
冷却水の適正な温度は、車の種類や仕様などにより異なりますが一般的に約70~90度の範囲とされ、水温計のメモリにはHとCの表示がされておりHが冷却水の温度が高い状態を指し、Cが低い状態を表しています!
水温計の役割は、エンジン始動直後のメモリはCの位置を指していますがエンジンの暖気と共に徐々に針は上がり適正温度の範囲となれば一定の位置、メモリ中心付近から動かない様になっています。
その為、冷却水の適正温度が超えると急激に指針はHへと高い位置を指し、オーバーヒートの危険性へとなります。
オーバーヒートは、冷却水の不足や冷却ファンの作動不良などの原因により冷却機能の異常によって起きる症状で、冷却水の温度が上がりエンジンを冷やす事ができなくなる状況で、そのまま走行を続けるとエンジンの損傷、焼き付きへとなってしまいます!
反対に冷却水の温度が適正値より低い状態となるオーバークールといった症状もあり、センサーの故障やエンジンへ循環させる冷却水量の調整不良などがあります。
オーバークールによってもエンジン不調やエンジン焼き付きなどの障害がでます!
どちらの現象も機能障害を起こしエンジンの焼き付き等のダメージにより、発見するタイミングによってはエンジン本体の交換といった大きな修理、出費へとなってしまいます。
車により水温計は、目盛り表示のタイプと冷却水の温度が高温時と低温時だけ警告灯により表示するタイプとあります。
画像「低温時・高温時」
冷却水はエンジンを快適に、車を安全に走行する為にとても重要となります。
もし、運転中に水温計による異常が確認できた時に、するべき対処法はまず安全な場所に車を停車させる事です!
異常の状況によりエンジンを停止する、停止しないかは判断しなければなりません。
自分自身で応急処置など対処が出来る事もありますが、症状や原因による対処方法は様々です・・・
整備工場やロードサービスなどへ連絡し対処方法を依頼する事をおすすめします。
走行中の水温の急激な変化は冷却系統の大きな故障を示すものとなり、把握しないまま走行を続ければオーバーヒートやオーバークールといった症状から故障へと繋がります。
車には運転を快適に、安全に走行する為への重要な計器、表示ランプなどがあり、しっかり役割を理解し活用する事で早期発見による大きなトラブルを回避することも出来ます!
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