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事故や水害等の緊急時に身を守る備えをされていますか?

みなさん、こんにちは。カーライフアドバイザーの朝倉です。昨今の異常気象で水害のニュースをよく聞きますが自分が当事者になった場合、命を守る判断や行動が速やかに出来る方はなかなか多くないのではないでしょうか?今回は事故や故障、水害等で危険な状態になった時にどうしたら良いか、身を守るためにどんな備えをすべきかお話しさせて頂きます。

 

目次

  • 事故や故障で後続車に危険を知らせるための備え
  • 高速道路で事故や故障で停車しなければいけなくなった時の備え
  • 事故や水害でドアが開かなくなってしまった時の備え
  • まとめ

 

事故や故障で後続車に危険を知らせるための備え

事故や故障で交通量の多い道路で止まってしまったことは有りますか?あまり経験したくないと思いますが万が一当事者になった時に備えて準備しておく必要があります。一般道や高速道路で事故や故障で止まってしまった場合、2次事故が発生しないよう後続車に故障車が止まっていることをいち早く知らせる必要があります。その時に必要なものが非常信号用具です。自動車で一般道を走行させるには発煙筒等の非常信号用具を備えていないと道路運送車両法の違反になってしまいます。当然車検にも合格できません。でも注意しないといけないのが非常信号用具として一般的に車に装備されている発煙筒には正常に使える有効期限があります。有効期間は通常4年間になりますので期限が切れて正常に使えないことがありますのでいざという時に備えて期限切れの確認をして期限が切れていたら大事故にならないよう新しいものに交換しましょう。

 

≪非常信号用具≫

・万が一の事故や故障に備え非常信号用具を備えて下さい

・非常信号用具には「発煙筒」と電池式の「非常信号灯」があります。

・発煙筒の有効期限は4年

・電池式の非常信号灯は電池が消耗していると後続車が確認できません。

・ホームセンター、カー用品店等で購入できます。

 

≪どんな時に使用するか?≫

・事故や故障で一般道に車を駐停車しなければいけなくなった時

・踏切内で車が動けなくなってしまった時

画像:発煙筒

 

高速道路で事故や故障で駐停車しなければいけなくなった時の備え

知らない方が多いのが高速道路で事故や故障で駐停車しなければいけない時に備えておくものが「停止表示器材」です。通常に走行している場合に積載義務はありませんが万が一高速道路でやむなく駐停車する場合、三角表示板または停止表示灯の停止表示器材を設置しなければならない義務があります。上記の表示を設置せずに高速道路で駐停車した場合、「故障車両表示義務違反」となり、1点減点、反則金は6千円が課せられますので万が一に備えて「停止表示器材」を準備しておくことをお勧めします。

 

≪停止表示器材≫

・万が一に備え「停止表示器材」を車に備えて下さい(特に高速走行が多い方)

・後続車から認識できる場所に設置する。

・夜間は後方200m手間からヘッドライトで反射して容易に認識できるものに限られます。

・危険度が高い高速道路で駐停車する場合に義務付けられています。

・ホームセンター、カー用品店等で購入できます。

画像:三角表示板

 

事故や水害でドアが開かなくなってしまった時の備え

事故や道路の冠水等でドアが開けられなくなった時に備えておきたいものが「緊急脱出ハンマー」です。外に出たくても出られないと焦ってパニックになってしまうこともありますので、そんな時に緊急脱出用ハンマーで窓ガラスを割って車外に脱出する緊急時の道具を備えておくと安心です。

 

≪緊急脱出ハンマー≫

・万が一に備え「緊急脱出ハンマー」を車に備えておくことをお勧めします。

・脱出が遅れると危険度が高まりますので素早い判断が大事です。

・緊急時は焦ってしまうので備えておくと安心です。

・ホームセンター、カー用品店等で購入できます。

画像:緊急脱出用ハンマー

 

まとめ

今回は事故や故障、水害等で危険な状態になった時にどうしたら良いか、身を守るためにどんな備えをすべきかお話しさせていただきましたが参考になりましたでしょうか?緊急時は焦ってしまってどうしたら良いか分からず行動が遅れてしまうことが予想されます。緊急時に備えて事前に準備しておくと何も準備していない状態より冷静な判断や行動ができると思います。自分の命、そして同乗者の命を守る為にも身を守る備えをしておきましょう。緊急時に備えてお困り事がありましたらお近くの車検のコバックまでご相談をお待ちしております。

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