サイドブレーキの重要性ってご存知？役割や種類を教えます。

公開日： 2018/10/23 : 最終更新日：2018/10/23

豆知識

みなさん、こんにちは！今回のテーマはサイドブレーキについてお伝えいたします。えっ？なんでサイドブレ-キ？いやいや、このブレ-キはなかなか重要な役目を担っているんですよ。

車を停車する時にはサイドブレーキは必ずかける事をお勧めします。今はオートマチック車が多いのでパーキングレバーに入れておけばブレーキが掛かってるので大丈夫と思っていませんか？ちょっと待ってください！サイドブレーキがどのような役割を担っているのかをご紹介致します。サイドブレーキの必要性を理解して思わぬ事故を起こさないようにしましょう。

サイドブレーキの役割って？
フットブレーキとハンドブレーキの違い
おわりに

サイドブレーキの役割って？

みなさんご存知だと思いますがサイドブレーキとは、車を停めている時に車が動かないようにするブレーキです。各自動車メ－カ－によってパ－キングブレ－キや駐車ブレ－キなど呼ばれ方も様々です。

また、ハンドブレーキとも言われ、最近のAT車では手で操作するのではなく、足で操作するタイプ、ボタンを押すことで掛けるものも増えています。

AT車に乗る人の中には駐車の時パーキングに入れるだけでサイドブレーキを使わない人もいますが、パ－キング（Ｐ）レンジに入れた状態では、タイヤを動かす歯車にツメがかかります。

そのため、ある程度ブレーキはかかるのですが、他の車の衝突を受けるなど強い衝撃を受けた時にそのツメが破損する可能性があります。

車の負担と安全性を考え、サイドブレーキもしっかりかけましょう。MT車の場合は、AT車とは異なりパ－キングレンジが無いので、ギアを１速かまたはＲ（バック）に入れ、しっかりとサイドブレーキを引く必要があります。

ちなみに、ニュートラルポジションでサイドブレーキを引いた状態は、サイドブレーキの力だけで車が止まっていることになる為異常に重たい自動車（トラックなど）の場合はサイドブレーキの力だけで止めておくことはできません。

万が一、サイドブレ－キがしっかり掛かっていない場合は緩やかに車が動き出してしまい壁や歩行者に衝突する可能性も出てきますので非常に危険です

フットブレーキとハンドブレーキの違い

またフットブレーキ（ブレーキペダル）とハンドブレ－キ（サイドブレーキ）とでは何が違うのか。

実は、この二つは『ブレーキがかかっている場所』が違います。

フットブレーキは4輪すべてにブレーキがかかり、ハンドブレーキは後輪2つにしかブレーキがかからないということです。

（フットブレ－キ）

フットブレーキは、動いている車を大きな力で止めなくてはならないため、4輪すべてに対してブレーキをかけます。

（ハンドブレ－キ）

それに対して、ハンドブレーキは停車している車を補助する装備ですので、後輪2つだけにブレーキをかけている状態です。

おわりに

さて、今回はサイドブレ－キについてお話をさせて頂きました。いかがでしたでしょうか？

「フラットな道だからサイドブレーキをかけなくてもいいや！」なんて思わず、停車させる際には必ずサイドブレーキをかける事を心がけて下さい。サイドブレーキの引き忘れにより、思わぬ事故に繋がりかねません。また、サイドブレ－キが緩んで上までレバ－が上がりすぎているなんて事になったらすぐコバックへご連絡くださいませ。

そのまま放置しておくと危険ですのでお早目の連絡をお待ちしております。

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