車のエンジンオイルが減ってしまう事ってご存知でしたか？原因と対策のしかた教えます

公開日： 2019/02/16 : 最終更新日：2019/02/16

豆知識

みなさまこんにちは　唐突ですが、エンジンオイルが減るなんて事あるのかな？どこかから漏れているからじゃないの？なんて安易に思っていると。。。実は違うこところが原因だった！でも、手遅れで修理に莫大な金額が掛かってしまう・・・その様な事態になる前に　エンジンオイルが減りだした場合の対策をお伝えいたします。

エンジンオイルは減るもの？

①エンジンオイルはエンジンの密封状態内で人間の血液の様に循環しています。そして、長い距離を走行するとオイル量が減少します。なぜ減るのでしょうか？よく言われる事がオイル上がり②オイル下がり、この2点が原因との事。それではこの現象とはどんなものなのでしょうか？

オイル上がりとオイル下がり

オイル上がりとは、エンジン内部の燃焼室にオイルが上がってしまうことをいいエンジンオイルは通常はピストンリングがありオイルが燃焼室に入らないようになっているのですが　このピストンリングが摩耗するとオイルが燃焼室に入る原因になります。またピストンのオイルリングがスラッジ（簡易的に言うと鉄粉）で固着しオイルを掻き落とせなくなり燃焼室にオイルが上がって一緒に燃えてしまう為オイルが大きく消費してしまいます。　そうなると　エンジンオイルの警告灯が点灯しマフラ－より白煙が出てオイル上がりになります。オイル下がり先ほどご紹介した「オイル上がり」はピストンリングが原因でした、オイル下がりとは、「ステムシール」（バルブシールとも呼ばれる）と言われるものが硬化または劣化して燃焼室にオイルが下がる現象のことをいいます。燃焼室でオイルが僅かに燃焼して減ってしまいます。このステムシールが劣化しオイル下がりを起こしたときは、エンジンを掛けたときと、アイドリング時に一瞬、白い煙がマフラーから出る場合があります。

オイルの減りが早いときの対策方法は？

一番の対策はそうです日頃からのメンテナンスが必要なんですね。先のオイル上がりやオイル下がりはエンジンオイルの交換を怠ってしまう事が原因になります。みなさま、おのおので車の使用頻度は違いますが、当社は走行距離　約5000ｋｍ。経過年月では6ヵ月を目安にオイル交換を推奨しています。永く大事に愛車を乗るには欠かせないものとなるので定期的に交換をしましょう。

おわりに

いかがでしたでしょうか？　エンジンオイルの減りが早い理由は漏れのほかにも「オイル上がり」と「オイル下がり」があります。これらは、いずれも日頃のメンテナンス不足が原因で起こりうる現象になります。またエンジンオイルだけでなくあらゆるメンテナンスをしておくことで愛車を長持ちさせるコツになります。そんな時は是非　コバックへお越しいただき点検をしてみませんか？　スタッフ一同お待ちしております。

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