排気量以上のパワーを得られるエンジン過給機とは？（スーパーチャージャー）

みなさん、こんにちは！

前回は、エンジンの過給機の代表でもある「ターボチャージャー」についてご紹介させていただきました。

おさらいですが、過給機エンジンとは、自然吸気とちがいより多くの空気をエンジン（燃焼室）内に送り込むことにより同じ排気量であっても、おおくの出力（パワー）を得られるエンジンです。

そこで今回は、前回紹介したターボチャージャーとは別の過給機である「スーパーチャージャー」の紹介をさせていただきます。

スーパーチャージャーとは？

機械式のコンプレッサーに、エンジンの動力をベルト等で伝え、圧縮させた高気圧の空気をエンジン内に供給し、より大きな爆発を起こし出力（パワー）を得ます。

元々、このスーパーチャージャーはジェットエンジンになる以前の航空機のプロペラエンジンに採用されていました。

航空機は地上よりも、酸素の薄い高度を飛行するため、燃焼効率の悪い所でも効率よく燃焼せるために、機械式スーパーチャージャーが取り入れられていました。

ターボとの違いは？

ターボチャージャーとスーパーチャージャー・・・どちらも、より多くの空気をエンジン内へ送り込むという点では同じですが、特性は違ってきます。

スーパーチャージャーは、エンジンの動力で過給するのに対し、ターボは排気ガスを利用するため、タービンを回転させるに十分な排気がなければ機能は働きません。　いわゆる「ターボラグ」と言われています。

一方、スーパーチャージャーはエンジンの動力が発生すれば、機械式なのでいつでも機能が作動します。

またターボチャージャーに比べ熱量も少なく、燃費効率も優れています。

おわりに

いかがでしたか？

スーパーチャージャー搭載車の代表的な車は、トヨタのMR2・レビン・トレノ、軽自動車ではスバルのヴィヴィオなどが搭載されていました。

なつかしいですね（笑）

んっ・・・　そういえば、最近の車種では、めっきり見かけなくなりましたね。

そこで、次回は「スーパーチャージャー」が姿を消したのか・・・？　紹介しますね。

それでは、また！

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