自動車走行中に歩行者へ水はねをしたら罰則になるの？

公開日： 2019/06/08 : 最終更新日：2019/06/08

豆知識

みなさまこんにちは。　ｺﾊﾞｯｸ東郷三好店の吉葉（よしば）です。　今回は雨の運転に気を付けたいことをご紹介していきます。みなさまは道を走行している歩行者に勢いあまって水をかけてしまった事はご経験ありませんか？　水をかけられた方は行き成り水浸しにされてたまったものではないですよね。

（濡れたアスファルト）

（運転者の遵守事項）

第七十一条　車両等の運転者は、次に掲げる事項を守らなければならない。

一　ぬかるみ又は水たまりを通行するときは、泥よけ器を付け、又は徐行する等して、泥土、汚水等を飛散させて他人に迷惑を及ぼすことがないようにすること。

（道路交通法抜粋）

日本の道路交通法は、歩行者に水をはねる行為の運転をすることは迷惑行為としドライバーは泥はね運転違反となり罰せられます。その内容は大型車で約7000円、普通車と自動二輪で約6000円、小型特殊自動車と原動機付自転車は約5000円になります。そして、対向車とすれ違うときにも、視界の妨げになるような水しぶきを起こすと大変危険となりますのでドライバーのみなさんは十分に気を付けた走行を心がける必要があります。

水はねしてしまった！もし逃げたら？

歩行者に水をはねてしまい気づかずそのまま通り過ぎた後に被害届を出され逮捕されてしまった場合、ドライバーの立場は不利になります。危険防止義務違反が出される可能性があり、違反点数に5点加算される事も。街中にカメラがいたる所に設置してあり、ドライブレコーダーやスマホで撮影している事なども十分ありえます。クリーニング代を支払う事は当然ですし、もし逃走して捕まった場合は慰謝料の請求が発生するかもしれません。

この様な事態になった場合は車を停車させ正直に謝罪した方が良いですね。

おわりに

いかがでしたか？　運転していると様々な場面に遭遇します。運転手の目線からしたら雨が強いと人がわかりにくくなりつい減速が遅れてしまう・・・なんて事もありえるかもしれませんが、歩行者からすれば勢いよく水をかけられてずぶ濡れの衣服で仕事場や学校に行く事の方が辛いです。これらの被害防止する為にはやはり徐行しながら走行する事が一番ですね。人がいるかもしれない・・を心掛けていれば丁寧な運転になると思います。　常に安全運転をする気持ちを持ちたいですね。

Profile
最新の記事

東郷三好店車検のコバック

平成11年6月にOPENした車検のコバック東郷三好店です。みなさまにささえられ年間車検台数約4,000台のご利用を頂いております。
車検はもちろん一般修理、タイヤ、バッテリ－、エンジンオイル交換、鈑金、自動車保険など車のプロフェッショナルとして各担当者を常駐させておりますので様々なご相談やご質問などをご遠慮なくお問い合わせください。