キーを回すのは昔の事！？エンジン始動時のプッシュボタンについて

公開日： 2019/07/11 : 最終更新日：2019/07/11

豆知識

みなさん、こんにちは！

現在、乗っているクルマのエンジンを始動する場合どのようにエンジンをかけていますか？エンジンキーを回して始動する方もいれば、エンジン始動ボタンをプッシュしてエンジンを始動する方もいると思います。今、現在のエンジン始動時の主流はプッシュして始動する方法が多く採用されています。では、今回は主流であるプッシュボタンについてお話しさせて頂きますね！

プッシュボタンとは
プッシュボタンのメリット・デメリットとは
まとめ

プッシュボタンとは

プッシュボタンと言えばクルマのエンジンを始動する時の方法としてはかつてF1マシンなどの特殊なクルマにしかなかった装置ですよね。私が小さい頃、プッシュボタンのクルマを見たのはレーシングマシンだったのを思い出しました。では、現在のクルマに多く採用されているプッシュボタンは一体いつから国産車に採用されたのかを調べて見ましょう！まず、国産車で初めて採用されたのはなんと！！ホンダのS2000だったそうです。当時、クルマを見た時は本当にビックリしました。ホンダはF1マシンも作っていましたからS2000に採用したのかなと思いました。ただ、S2000の場合はエンジンキーをONにしてからクラッチペダルを踏みながらプッシュボタンを押すとエンジンの始動ができる方式を採用しています。当時は本当に珍しかったんですが今ではエンジン始動はプッシュボタンを押すだけでエンジンが始動出来るのが当たり前になっています。

では、現在の主流であるプッシュボタンだけになったのは2003年に登場した2代目プリウスが初めてです。それから、ほとんどのクルマが採用し始めたのが2009年以降となります。今ではすっかり当たり前になっていますよね！

プッシュボタンのメリット・デメリットとは

メリットはなんと言ってもカギを出す必要がないという事ですね。スマートキーを持っていればボタンを押すだけでエンジンが始動出来ます。また、他にもプッシュボタンスタートのクルマは鍵穴が無いので車両が盗難されるリスクが減少するのもメリットです。実際、自動車盗難の件数は2009年が約26,000件だったのに対して2018年は8,600件に減少しているデータもあります。

デメリットはスマートキー本体に電池があり電池が消耗するとそのせいでエンジンが始動出来なくなってしまう事です。それに、電池が切れてしまうとドアも閉めれなくなってしまうのも困ってしまいますよね！最後に、以前もお伝えした事が有りますがスマートキーを無くしてしまうとかなりの高額な修理費用が出てしまうのも大変です。また、最近ではリレーアタックというクルマの盗難の方法もこのスマートキーだから出来る手口です。この事もデメリットと言えるでしょうね！

まとめ

今回は最近のクルマの事情を調べて見たところ懐かしい事を思い出しました。現在のクルマの機能はとっても便利になってすごくいい事なんですが、どんなことにもメリット・デメリットがある事に今回も気が付きました。これからも、色々な事をお伝えしていこうと思います。

ではみなさん、素敵なカーライフを過ごしましょう！！

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