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真夏の車内温度が危険!

みなさんこんにちは!カーライフアドバイザーの中居です。

ご存知かとは思いますが、真夏の車内の温度は高温になり、70℃以上になってしまうこともあります。ボディー色、内装色などの違いでも温度差があるみたいですが、サンシェード(日除け)を取付けの有り無しでも随分違うようです。

車内には、普段から車検証入れ、サングラス、灰皿など、他にもいろんな荷物が置いてあると思います。そんな真夏の高温になる車内、絶対置きっぱなしにしてはいけない物がいくつかあり、中には非常に危険な物もありますので、今回は「真夏の車内に絶対置きっぱなしにしてはいけない物」についてお話しさせて頂きます。

 

目次

  • 真夏の車内温度は何度になるの?
  • 真夏の車内に絶対置きっぱなしにしてはいけない物
  • まとめ

 

真夏の車内温度は何度になるの?

では実際に「真夏の車内の温度は何度になっているの?」ということで、温度を測ってみました。

朝10時30分ごろ、外気温36℃で、3パターンの条件で温度を測定してみました。

①サンシェード装着の黒い車

②対策をしていない黒い車

③対策をしていない白い車

 

実験の結果は…

①サンシェード装着の黒い車 ⇒ 44℃

②対策をしていない黒い車  ⇒ 50℃以上(温度計が50℃までしか測れなくて・・・)

50℃を振り切ってしまった!

③対策をしていない白い車  ⇒ 49℃

暑さ対策をしてもまだまだ暑い夏の車内!

暑さ対策としてサンシェードを付けたり、窓を少し開けておくことをしている人は多いと思いますが、それでも車内温度は50度前後まで上がってしまっており、ダッシュボードの温度に関しては70度以上まで上がっています。以上のことから、真夏の車内はとても危険だということが分かります。

では、車内に危険なものが置きっぱなしになっていないか、再度確認してみましょう。

 

真夏の車内に絶対置きっぱなしにしてはいけない物

その①【スプレー缶】

スプレー缶を暑い車内に置いておくと、爆発してしまう危険があります。その威力は強くて、車のガラスを割ってしまうほどなのです。もし、その近くに人がいたら怪我をしてしまう危険もあります。
「直射日光の当たる所や火気等の近くなど温度が 40 度以上 となる所に置かないこと」など、缶に危険な温度の記載があるスプレーは、置きっぱなしはNGです。ガスコンロ用のガス缶、特に夏の時期によく使う制汗スプレーや、日焼け止めのスプレータイプなどが車内に置きっぱなしにはなっていませんか?
また暑さ対策で、いつでも使えるようにと車用の冷却スプレーを車内に常備しているのも大変危険ですので気を付けましょう。
その②【スマートフォン】

「車の暑さでスマホが壊れてしまった…」など、よく耳にします。スマートフォンが熱くなると、動かなくなってしまうことがあります。ひどい時には、スマホが変形してしまったり、液晶が割れてしまったりもします。スマートフォンはリチウム電池を使用しているので、最悪の場合は爆発してしまうこともあります。
電子機器や家電製品が正常に動く温度は40度程度までとなっているので、50度以上になる真夏の車内に置きっぱなしにするのはとても危険です。

 

その③【炭酸飲料】

飲みかけの炭酸飲料のペットボトルを車内に置きっぱなしにしておくことはないですか?高温になると、熱くなったペットボトルの中の炭酸ガスが膨張して、爆発してしまいます。こうなると、中の飲料も車内にこぼれてしまい掃除も大変です。また、未開封の炭酸飲料も爆発する危険があるので、車内に置きっぱなしにしないようにしましょう。

 

その④【乾電池】

乾電池を暑い車内に置きっぱなしにすると、電池から液漏れしたり、発火する恐れがあります。「電池単体を車内に置くことはよっぽどないから大丈夫」と安心はできません。
例えば子供用のおもちゃなどは、乾電池やボタン電池を使用している物もあるため 置きっぱなしにすると以外に危険なんです。スマートフォンと同じで電池が使われている物は油断しないようにしましょう。
その⑤【ライター】

ライターに関しては、暑さでライターのガスが膨張して爆発する恐れがあり、大変危険です。爆発した場合、ガラスが割れてしまうほどの威力があるのと、ライターは可燃性の物なので最悪な場合は火災事故にも繋がります。特にダッシュボードはかなり高温になるため、ダッシュボードの上には置かないようにしましょう。

 

その⑥【プラスチック製品】

プラスチック製品は、小物入れだったり、洗車用のカゴだったりと様々なものがあります。
特に薄いプラスチック製品だと暑さによって溶けて変形してしまい、溶けたプラスチックが車内に付着して取れなくなってしまいます。
その⑦【化粧品】

化粧品もプラスチックの容器だったり、スプレータイプの物があったりしますので、上記で説明したように車内に置きっぱなしにするのは危険です。
また暑さによって、口紅などの化粧品自体が溶けてしまったり、品質が悪くなってしまい使えない状態になってしまいます。せっかく購入したお気に入りのブランドのものが溶けてしまったら、かなりショックですよね!

 

まとめ

「真夏の車内に絶対置きっぱなしにしてはいけない物」として、いくつかご紹介させて頂きましたが、こればかりではありません。また、70℃という温度は、人間が一瞬でやけどしてしまうような温度です。それほどの高温では、物にとっても相当な暑さだと考えられます。そして真夏の車内は、数分で温度が上がってしまいます。車内に置きっぱなしにしない方が良いと分かっていても「ちょっとの間だけだから…」「自分は大丈夫だろう」と油断するのはとても危険です。食料品などは、食中毒などの原因にもなってしまします。

車内はすぐ高温になるということを意識して、危険から身を守りましょう!

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豊田若林店車検のコバック
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