ホイールは何故汚れるの?その原因と対策をお伝えします
みなさん、こんにちは。今回のテーマはホイールの汚れについてご紹介いたします。ふとホイールを見たら・・・・。凄く汚れているー!!!
何で?なんてご経験はございませんか?そんな汚れの大半が!『ブレーキダスト』なんです。
ブレーキダストって何?
ブレーキダストというのは、車のブレーキをかけたときの摩擦によりブレーキパッドが削れて発生する金属の粉塵です。最近の自動車は殆どが、このディスクブレーキが使用されています。
このブレーキの特徴はブレーキオイルの油圧でブレーキパッドを押し出し摩擦をかけてタイヤの動きを制止させます。自転車でいうと、ハンドルのブレーキを握るとタイヤの側面にある小さな板みないなものがタイヤを挟み込むように止めている・・そんなイメージになります。自動車はブレーキパッドを挟み込む相手側をディスクローターといいます。
この時ブレーキパッドとディスクローターは激しく擦れていく作用から、金属の粉塵が発生しその金属の粉塵はそのまま飛び散ってホイールに付着していきます。この現象がブレーキダストです。
このブレーキダストはホイールに付着する時非常に高温で熱い金属の粉塵がホイールに飛んできて付着し冷え固まる為、汚れがついているというよりは、ホイールに浸透しているような状態です。そのゆえ、通常の泥汚れに比べて、とても落ちにくく、そのまま放置していると最悪錆びついてしまいます。そうなると、この汚れはさらに落としにくい状態になります。
ブレーキダストを落とす方法は?
ブレーキダストが付着したらカーシャンプーではなかなか落ちません。ブレーキダストと取り除く用のクリーナーや鉄粉除去剤など市販で購入できるものも
ブレーキダスト対策のご紹介
ブレーキダストを減らす対策をご紹介します。
①ブレーキパッドの交換
ブレーキパッドやローターの素材が柔らかいと、削れる量が増大してブレーキダストはより浸透してしまう為、対策品へ交換してみる
②コーティング剤でホイールを守る
ホイールコートは、フッ素の強力な被膜でブレーキダストなどの汚れを付きにくくする方法です。ちなみにコーティングを施したホイールは、水で洗い流すだけできれいになります。
おわりに
ホイールの汚れは、ブレーキの構造上、どうしても発生するものです。対策は、
①まめにホイールを洗う
②パッドを交換する
③コーティング剤で保護することです。
人の足元がピカピカな靴だと清潔に見えるように、足元が綺麗な車はお洒落に見えますよね。良い状態を維持できるようにホイールのメンテナンスに気を付けたいですね。
車検はもちろん一般修理、タイヤ、バッテリ-、エンジンオイル交換、鈑金、自動車保険など車のプロフェッショナルとして各担当者を常駐させておりますので様々なご相談やご質問などをご遠慮なくお問い合わせください。
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