ガソリン給油時にしてはいけないこと？

公開日： 2019/09/02 : 最終更新日：2019/09/02

豆知識

みなさん、こんにちは。カーライフアドバイザーの朝倉です。「ガソリンスタンドでの給油時にしてはいけないこと」ご存知でしょうか？気にせずやってしまっていることが実は大事故に繋がる危険なこともあります。今回はガソリン給油時にしてはいけない事についてお話しさせて頂きます。

給油中は窓やドアは開けっぱなしにしない？
エンジンをかけながら給油してはいけない？
入れ過ぎ給油してはいけない？
まとめ

給油中は窓やドアを開けっぱなしにしない？

皆さんガソリンスタッドでは窓やドアは閉めて給油していますか？ガソリンスタッドでは見えないですがガソリンが気化したガスが特に多く空気中に存在しています。窓やドアを開けっぱなしにしておくと車内に入り込んでしまいます。給油後ガスが入り込んだまま締め切ってしまうと静電気等で引火することもあり大変危険です。給油中は必ず窓とドアを閉めて給油して下さいね。座席の乗り降りでも静電気が発生します。十分に注意して給油をお願いします。

画像：給油中の窓とドア

≪してはいけない理由≫

・ガソリンは気化しやすく、引火しやすい液体

・気化したガスが車内に入ってしまう

・給油後締め切った車内で静電気等によって引火する危険がある

エンジンをかけながら給油してはいけない？

危険物を取り扱うガソリンスタンド等では給油中のエンジン停止が法的（消防法の危険物規制）に義務付けられていることをご存知ですか？暑い夏の給油時間数分でも車内で待つ人からすると結構苦痛な時間になります。また寒い冬も小さなお子さんが待っている場合特にエンジンをかけたくなってしまう方いらっしゃると思いますが大変危険ですので絶対にやめましょう。エンジンをかけながら給油してはいけない理由は、ガソリンが気化しやすく引火しやすい液体になるためエンジンがかかっている状態で給油するのは引火しやすく大変危険です。また車内にいるお子さん等が誤って車を動かしてしまったりしたらガソリンをまき散らして引火そして爆発と大変危険ですので給油する時は必ずエンジンを停止してからするようお願いしますね。

画像：給油口

≪してはいけない理由≫

・エンジンやマフラーは高温で引火しやすい

・誤発進して給油ホースが抜け、ガソリンをまき散らしてしまう危険がある

・引火して爆発・炎上の危険がある

入れ過ぎ給油してはいけない？

セルフのガソリンスタッドを利用されている方でオートストップで給油が止まった後、ギリギリまで継ぎ足し給油される方は多いと思いますが以外にリスクを伴いますので控えることをお勧めします。理由は入れ過ぎて溢れてしまうリスクがあること、また溢れてしまうことで車内がガソリン臭くなってしまうこともありますし、燃料タンク内の圧力を制御する部品が故障してしまうリスクもあります。手間やリスクを負ってまでギリギリまで給油することは良くないので継ぎ足し給油はほどほどにすることをお勧めします。

画像：継ぎ足し給油

≪してはいけない理由≫

・ガソリンが溢れる危険がある

・入れ過ぎて車内がガソリン臭くなることもある

・タンク内の圧力を制御する部品が故障する危険がある

まとめ

今回は「ガソリン給油時にしてはいけないこと」についてお話しさせて頂きましたが以外に気にせずやっていたことありませんでしたか？安全にドライブをするにはガソリン給油の正しいやり方など知っておくことは大切です。お車の事でご不明なことがありましたら是非お近くの車検のコバックまでご相談をお待ちしております。

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