ご存知ですか？自動車ドア下にある穴の役割

公開日： 2020/01/20 : 最終更新日：2020/01/20

豆知識

みなさん、こんにちは！コバック東郷三好店　店長の吉葉です。今回は・・・・自動車のドアにあるとても小さな穴があることをご存知でしょうか？

結構　重要な役割をしているこちらの直径１ｃｍ程度の穴をピックアップしていきます。

①ドアのどの辺りにあるのか？

わかりますでしょうか？車のドアを開けてドア内側の下に小さい穴がありますね。この穴はとても重要なものなんです。車のしくみでドアの内側にウェザーストリップと言うパーツが設置されています。これはドアを閉めたときにボディとドアの隙間を埋める働きをしています。

ちょっと分かりずらいですよね。　拡大の写真を添付しましたのでこちらをご覧ください。

でもドアをよく見てみるとボディとの隙間以外に室内に雨など水が浸入してきそうな経路があります。それがサイドウィンドですが、構造上どうしても水が浸入するためドアの箇所に工夫が施されているのが先程ご紹介させて頂いたドアの下部の穴になり、この穴から水が排出されているのです。
ドアの構造を簡単にご説明すると、ドアパネルと内張りがあり、ココの間にビニール素材のカバーが施されていて　外部から侵入した雨水はこのビニールの内側に入り込むことが出来ない為　ドア下の穴から出ていく仕組みになっているのです。だからと言ってパワーウィンドが故障したりドアの内部が錆だらけになる事は対策されている為　問題はありません。

ちなみにすべてのドアにこの穴があります。

②じつはドア穴のメンテナンスは重要です。

みなさま　ドアの下穴はメンテナンスされていますか？殆どしていないのではないでしょうか？かなり見落とす部分でもありますし、これがきっかけでトラブルになる事もまれですので車を代替えされるまでも大半の方が気付かないままで手放しています。

それでもこの穴が汚れていたり塞がってしまった場合は水の抜ける道がなくなりドア内部に水が詰まってしまいます。この様なことになる前にきちんとチェックしてメンテナンスをすることをお勧めします。

③ドア穴のメンテナンス方法は。
大きく年に一度　洗車などのついでに穴の詰まりをチェックして　歯ブラシなどで下穴の汚れをかき出してください。　さほど酷い汚れになっていることはほとんどないでしょうから軽くチェックして頂ければ良いでしょう。　またＣＲＣなどの潤滑油を使用して防錆効果をすればなおバッチリになります。

（ＣＲＣスプレー）

おわりに

いかがでしたでしょうか？　以外と隠れた場所にも重要な役割をしているモノはたくさんあります。　全く手入れをせずにいると思わぬトラブルになってしまう事もあります。これを機に愛車をいろいろ見てみると新しい発見があるかもしれませんね。また、私どもコバックは車検は勿論のこと、お車の修理などあらゆる車に関することを承っておりますので何かお困りの際には是非！是非！コバックへお越しくださいませ。

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