走行中のルームランプ使用は危険!!

公開日： 2020/05/21 : 最終更新日：2020/05/21

豆知識

みなさん、こんにちは！

車のルームランプ。夜の車内には必要な照明ですよね。

どんな時に使いますか？

夜間、車を停車させて車内で探し物をする時や、最近はカーナビの普及で減ってきましたがドライブで地図を見たりする時に使うと思います。

画像　ルームランプ

ところで、みなさんは「ルームランプを夜間走行中に使わないように。」と言われたことはありませんか？私もそのように言われた記憶がありますが、その理由までは知りませんでした。では、なぜ夜間走行中は使ってはいけないのでしょうか？

①見えづらさ

人間の目は瞳孔があり、周囲の光の強さに応じて開いたり閉じたりすることで目に入る光の量を調整しています。暗いところでは瞳孔が開いて少ない光でも見ようとして、明るいところでは瞳孔を閉じて必要以上に光が入ってこないようにしています。夜間やトンネル内での走行は、周囲が暗いため瞳孔が開き気味です。そのような状態でルームランプを点灯させると、ドライバーの瞳孔が収縮して暗い周囲が見づらくなってしまします。暗いところから明るいところは良く見えますが、明るいところから暗いところは見えづらいということですね。

②窓の反射

ルームランプを点灯させると車内の様子が窓ガラスに映り込みやすくなり、外が見えづらくなります。明るい室内で外の景色を見ようとしたら自分の顔が窓ガラスに映ってしまって、外の様子が良く見えなかったという経験ありませんか？昼間でも、ダッシュボード上に置いてある物がフロントガラスに映り込んで、前が見えにくいですよね。

以上のことから、走行中のルームランプ点灯は周囲の様子が分かりにくくなり、運転に危険を及ぼしてしまうということが分かります。

安全運転を心掛けていても、装備品の使い方次第では事故に繋がることもありますので、車を所有する際は装備されているものを把握し、使う目的を正しく理解して運転しましょう。

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