みなさん、こんにちは!
今回は、ブレーキに起こる異音について少しお話をしたいと思います。(今回の異音は、ブレーキパッド前提でお話いたします。)
経験したことがある方もいるかと思いますが、車を止めようとブレーキで減速させると、突然『キー・キー』と金属音が・・・。おそらく整備工場へ行って診断してもらうとブレーキパッドが無くなりかけているので、交換が必要と言われると思います。
実はこの金属音、ブレーキパット残り2㎜ほどでわざと音を鳴らせてブレーキパッドの交換を促すシグナルサインでウェアインジケーターと呼ばれるセンサーが、ディスクローターに当たることで音を鳴らしています。ですので、この音が出たらすぐに最寄りの整備工場へ一度見せに行ってください。
(例 ブレーキ装置画像)
(左から5㎜・2㎜ 1㎜)
ちなみに交換のオススメは4㎜以下、これを下回っている様でしたら音が出ていなくとも早期交換をして下さい。パッドは薄くなることで熱を帯びやすくなり、制動力の低下に繋がったり更に、パッドが減った分押し付けるピストンが出てくるのですがこれがまたピストンが出た分だけ、これを保護するゴムブーツも伸び水の浸入による錆、固着、ブーツ破れ等によりオーバーホールを余儀なくする事に車の整備は、適正な予防整備をすることで、安心且つ経済的に乗ることが出来ますがそれを怠ると故障修理に発展し余計な時間と出費を生み出すことも覚えておきましょう。