みなさんこんにちは鈑金のモドーリーの南です。
今回より掃除シリーズが始まります、第1弾として「自動車フロントガラス(内側)清掃」す。
みなさんフロントガラスの内側って拭いた事ございますか?
これ結構大変なんですよね。
奥まで手が届かなかったり、傾斜の強いタイプだと、手首や腕、姿勢が苦しくて上手に拭くことができません。また、せっかく掃除をしてもムラや白いスジが出来たり、すぐに曇ってしまうことがあります。
こうした理由から、フロントガラスの内側の掃除が苦手だという方も多く、ついつい後回しになってしまう部分でもあります。しかし、その汚れを放置していれば、ますます汚れがこびりついてしまうだけではなく、視界を悪くしてしまい、安全に運転することができなくなってしまいます。
そこで今回は車の清掃第1弾として「フロントガラス内側」について調べて見ました。
■フロントガラス(内側)が汚れる原因
まずは、フロントガラスの内側が汚れる原因について確認しておきましょう。
汚れにも特性があるので、それぞれに合わせた掃除の方法を行うことで汚れを除去することができます。ほとんどの汚れは、次のようなものが原因になっています。
フロントガラスは、外気との温度差で結露しやすいため、水分が集まりやすくなりますが、こうした汚れの元に水分が付着しやすくなり汚れが目立つようになってしまいます。つまり自分では汚した覚えがなくても、意外と汚れてしまうのがフロントガラスの内側なのです。
その汚れをタイプ別に分けると、①水性汚れと②油性汚れ(油膜)になります。
特に油性汚れの場合には、対向車のヘッドライトなどに照らされると、ギラギラして視界を悪くしてしまう原因になっていますが、正しく掃除をしないと余計に汚れを広げてしまうこともあるので注意が必要です。
しかし、今回お伝えする方法で掃除をしていただければ、フロントガラスの内側の汚れを根本から落とすことができるので、水蒸気もつきにくくなり曇りも防止することができます。
今までは曇り止めを使っていたかもしれませんが、それらのケミカルを使う必要もなくなるでしょう。
■フロントガラス内側の汚れを綺麗に掃除する3つの手順
水性汚れと油性汚れの2種類がありますが、これらはそれぞれ違った方法で落としていきま
す。そのため、掃除の手順としては、
水性汚れの掃除→油性汚れの掃除の順番になります。
道具の準備
まずは、フロントガラス掃除に必要な掃除道具の確認をしましょう。
① お湯拭き+乾拭き
まずはお湯拭きで水性汚れを落としていきます。マイクロファイバークロスを使って拭いていきましょう。この時に使うクロスは、油汚れのない綺麗のものを使用してください。わかりやすいようにお湯拭き専用のマイクロファイバークロスを用意すると良いです。
また、この後の乾拭きで拭き残しをしないためにも、しっかりと絞ったクロスを使うようにしましょう。
お湯拭きが終わったらクロスを乾いたものに取り替えて、乾拭きをしてください。重要なのはお湯拭きで窓が乾ききらないうちに素早く乾拭きすることです!
油膜汚れがなければ、これだけで掃除は完了です。油膜汚れがある場合には、次のステップに進んでください。
② 無水エタノールで磨く+乾拭き
次に油性汚れを落としていきますが、ここで一般的に言われているのはフロントガラスクリーナーを使用する掃除方法ですが、なかなか油性汚れは落ちないので、すぐに汚れてしまう原因になってしまいます。そこで「無水エタノール」を使って油性汚れを落としていきます。
無水エタノールをマイクロファイバークロスに付けて隅から拭き取っていきます。手では届かない汚れは「柄つきスポンジ+クロス」(百均で売っています)を使うと便利です。
一通り無水エタノールでフロントガラスを拭き終わったら、乾拭きをしてムラを無くしていきます。
無水エタノールはペットボトル程度の大きさのものなので、トランクなどに常に置いておいても良いでしょう。マイクロファイバークロスと共に常備しておくと、少し空いた時間ができたときにフロントガラスを掃除することができます。
また、無水エタノールを使って掃除をしても綺麗にならない場合には、フロントガラスの外側が汚れている可能性があります。
※炎天下、直射日光を避ける
綺麗に仕上げるためには、炎天下や直射日光を避けた場所で作業するようにしましょう。ボディーの洗車時のコツと同じです。すぐに水分が蒸発してしまい、水垢などの原因にもなってしまうからです。
気温の低い朝方や夕方、日陰や車庫などで行うと、より効果的になります。
今回お伝えするフロントガラスを掃除する方法を実践して頂く事で、これまでの苦労が嘘のように劇的にフロントガラスが綺麗になり、メンテナンスの手間も軽減されるでしょう。
ムラも曇りもない綺麗なフロトントガラスが取り戻せるでしょう。