こんにちは!車検のコバック・保険コンサルタントの小林です。
ほとんどの方が加入している生命保険。
しかし、ほとんどの方が「保険には入っているけど、なんとなく不安・・・」と感じているのではないでしょうか?
さらに、いざ病気になると、治療をどう進めるのかや、活用できる制度があるのかなど戸惑うものです。
そんな時の病院の選び方や頼りになる公的サポート制度など、知っておきたい情報をまとめてみました!
診療科・病院の選び方
自分で症状から診療科をどこにするか選ぶのは難しいもの。
まずは近くの診療所やクリニックを受診しましょう。
必要があれば他の診療科や大学病院・総合病院を紹介してもらえます。
診断の時、正しく伝えること
症状、既往歴、食べ物や薬のアレルギーなど、あらかじめ伝えたいことをメモにして準備をしておきましょう。
セカンドオピニオンを希望される場合
そもそもセカンドオピニオンって?
主治医以外の医師の意見を聞くこと。
病気や治療方法のメリット、デメリットを理解し、一番あった治療方法を選択する一助に。
意見を聞くには主治医の紹介状が必要です。
費用について
診療ではなく「相談扱い」のため保険適用外となり、全額自費負担。
1万円~3万円が相場。
セカンドオピニオンの基本的な流れ※流れは一例です
病気になった時に経済的な理由で治療をあきらめることがないよう給付金もらえたり、医療費の負担を軽減してもらえたり、そんな頼りになる公的支援制度や、医療保険についてご紹介します。
高額療養費制度
問い合わせ先:加入する健康保険組合など
→1ヶ月の医療費の自己負担額が一定の限度額を超えた場合、その超過分が払い戻される制度。
医療費控除
問い合わせ先:お住いの地域の税務署
→1年間の医療費が世帯で10万円を超えた場合、翌年に確定申告をすることで税金の一部が還付される制度。
傷病手当金
問い合わせ先:加入する健康保険組合など
→病気やケガで働けなくなった場合、加入している健康保険組合や共済組合などから、条件を満たせば1日につき給料(日額)の2/3に相当する額が最長1年6ヶ月間給付される制度。
民間の医療保険
問い合わせ先:保険会社
→病気やケガで入院・手術をした際に給付金が出る。どんな時にいくらもらえるか保険期間など、現在加入している保険の内容の確認をしましょう。
仕事を休む時の補償を受けるために気をつけたいこと
傷病手当金の場合
申請書に医師の証明が必要。
なお、休職中、給料が支払われない場合でも社会保険料の支払いは発生するのでご注意を。
休業(補償)給付の場合
業務上の傷病が原因と認定された労災認定休職の場合は労災保険が適用になります。
休業の第4日目から、1日について給付基礎日額(平均賃金相当額)の60%が支給。
3日間の賃金無支給の期間が発生するのでご注意を。
病気になると思うように動けず、特に家族の介護や世話をす必要のある方は大変です。そんな方に、日々の暮らしをサポートするさまざまな制度をご紹介します。
ファミリーサポート事業
問い合わせ先:お住いの自治体
→乳幼児や小学生等の児童を持つ保護者が病気等の場合に、協力会員が子供を預かったり、送迎などを手伝う制度。
自治体の一時支援サービス
問い合わせ先:お住いの自治体
→介護を行う人の疾病その他の理由により、介護困難になった方を施設において日中に一時的に預かる制度。
保育園の一時預かり
問い合わせ先:自治体もしくは直接保育園へ
→在園児なくても数時間単位で預かってくれる制度。規定は自治体や園によりさまざま。
いかがでしたでしょうか?
健康で充実した毎日を過ごしていると、自分が病気をした時のことなど思ってもみないかもしれません。
でも、知っているのと知らないのでは、いざという時に大きな違いがあります。
時代の変化により、保険の内容もどんどん変化してきています。
保険内容の見直しはもちろんのこと、周辺知識についても学んでみてはいかがでしょうか?