こんにちは(^^)♪
ご覧頂きまして、ありがとうございます。
保険コンサルタントの藤森です。
先日、飛び石の窓ガラス修理にご来店下さっていたお客様がふと、
「何で飛び石だけは相手が悪い訳じゃなく、自分が悪いって事なんだろうねぇ?こっちは普通に走ってるだけなのにさぁ」とおっしゃっていました。
そうですよね・・・。自分で支払う=自分が悪い=でも腑に落ちない・・そう思ってしまいますよね。
ただ・・・
自分が悪い訳ではないのです。
本日は飛び石責任についてお話しをさせて頂きますね。
飛び石事故は、自分が悪い訳ではなく、相手が悪いのです。
ただ・・・
罪で言えば器物破損罪が考えられるそうですが、器物破損罪は「故意犯」であることが前提らしいのです。
飛び石でわざわざ後ろの車を傷つけてやろうと思いながら走っている車は・・・あまりいないですよね(^^;)
しかも。
飛び石というのは荷台からだけではなく、路面の石を弾いて飛ばしてしまう場合もあったり、対向車線からでもあったりと・・・もう、ほとんど“運”に近いです。
飛び石を起こした車を特定して、さらに相手の車から飛んできている事をこちらで立証して、さらに相手が故意にぶつけてきた事を立証しなければならないとなると・・それは「相当難しいこと」と言わざるを得ないかと思います。
その為、自分が悪い訳ではないけれど、自分で修理をする・・という形にどうしてもなってしまいます。
最近では色々な問題が起こり、ニュースでも流れていますので、ドライブレコーダーを搭載して動画の記録をしていらっしゃる方も多いと思いますが、もし、前を走る車から石が飛んできて、自分の車を直撃した部分や、前の車のナンバーも記録されていた場合は補償されるのでしょうか?
これも・・・相手が故意である事を立証しにくいと思いますので、難しいという話しです。
自分が走行していてもそうですが、さすがに路面の小石の全てまでを把握出来ていないですもんね・・・。
起きやすい状況を知っておく事で未然に、事故に遭う確立を減らす事ができます。
①前走車との車間距離を十分にあける
飛び石に関わらずですが、高速道路での車間距離はスピードと同じ位の距離が必要とされています。
時速80km=80メートル、時速100km=100メートル
②適正な速度を守ること等の安全運転の原則を守ること
スピードが時速100kmを超えた場合も確立が高まると言われています。
速度が速いほど遠心力も高まり、ダメージが大きくなる為、適正な速度を守ることが予防に繋がります。
③タイヤの溝に小石が挟まっていないかどうかのチェック
タイヤの溝に小石が挟まっていると、高速道路等では遠心力が加わり、飛んでいきます。特に溝に小石が詰まりやすいのは、ゴムが柔らかいスタッドレスタイヤです。日頃からチェックし、自分が加害者側にならない様に注意しておく事も予防に繋がります。
正直な話し、“運”でもありますので、100%回避する事は難しいかと思いますが、その確立を減らす・・という努力をする事はできます。起きやすい状況を知っておき、自分が加害者にも被害者にもなってしまわない様に行動をする事が大切になってきます。
また、当社では車検や鈑金をご利用頂き、自動車保険にもご加入頂いているお客様には、飛び石事故の際は5万円(免責1000円)まで補償させて頂くサービスがございますので、遭ってしまった際にはそういったサービスをご活用頂く方法も良いかと思います。(※取扱いは店舗によります)
日頃から意識をしつつ、安心安全なカーライフを楽しめると良いですよね(^^)