みなさん、こんにちは！
皆さん補機用バッテリーって聞いたことありますか？ハイブリッドカーや電気自動車に装備されているバッテリーになりますが今回はこの補機用バッテリーについてお話しさせて頂きます。
≪ハイブリッドカー≫
ハイブリッドカーはエンジンとモーターの力で走行する車です。エンジンはガソリンで動かしモーターは後部座席の下当たりに積んでいる大きなバッテリーで動かします。しかしこのバッテリーは走行するためのモーターを動かすバッテリーで、ハイブリッドカーを走らせるにはハイブリッドシステムそのものを起動させないといけません。そのハイブリッドシステムを起動させるのがトランク内にある「補機用バッテリー」と言われるバッテリーになります。※車種によって設置場所が異なる場合があります。
≪電気自動車≫
電気自動車はモーターの力で走行する車です。電気自動車はハイブリッドカーと同様走行させるにはEVシステムそのものを起動させないと走れません。電気自動車はボンネット内にある12Vバッテリー（補機用バッテリー）でEVシステムを起動させることで走ることができます。※車種によって設置場所が異なる場合があります。
ハイブリッドカー、電気自動車を走らせるには共に大きなメインバッテリーだけではなくハイブリッドシステムやEVシステムを起動させる補機用バッテリーが無いと走ることが出来ません。
ハイブリッドカー、電気自動車のオーナーはメーターに表示させるメインバッテリーの残量が残っていれば大丈夫と思っている方が意外に多く、補機用バッテリーの交換が遅れバッテリーを上げてしまうことがしばしば発生しています。
この補機用バッテリーが上がってしまうと走ることが出来ないだけでなく、場合によってはドアロックも解除できなかったりトランクが開けられなくてトランク内のバッテリー交換に手間がかかってしまい余分な費用や余分な時間を費やすことになりかねません。
そうならない為にも補機用バッテリーのチェックを定期的に行うことが大切です。交換の目安は3～5年毎になります。バッテリーが上がってから交換したり上がってしまうギリギリまで乗るより、上がる前に交換しておいた方が断然安心ですし無駄な出費を抑えることもできますので逆に経済的です。
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