みなさん、こんにちは!
カーライフアドバイザーの朝倉です。「変速ショック」という言葉を聞いたことありますか?今回は変速ショックについてお話させて頂きます。
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「変速ショック」という言葉どこかで聞いたことあるでしょうか?「変速ショック」はクルマの走行時の不具合でよく使われる症状のことを言います。一般的に「変速ショック」はオートマチック車が停車状態から加速していく段階で「ガクン」というショック(衝撃、違和感)のことを言います。この症状はトラブルの初期症状になり、徐々に進行していくので気が付かないことが多くトラブルを未然に防ぐにはやはり定期的な点検が大切になります。
画像:オートマチックフルード点検ゲージ
変速ショックの原因はズバリ「オートマチックフルード」にあります。走行距離や年数の経過でオートマチックフルードは熱等で劣化します。またオートマチックの大元にあたるオートマチックトランスミッションの内部に金属の摩耗粉が蓄積されていきます。この摩耗粉が邪魔をして変速ショックを引き起す原因となっていきます。
画像:新品
画像:劣化したオートマチックフルード
変速ショックを予防する方法は?定期的にオートマチックフルードを交換することです。交換の目安は2年又は2万km毎になります。予防するには不具合の症状が出る前に定期的にメンテナンスすることが大切になります。不具合の症状が出てからですとメンテナンスをしても不具合が改善されない場合がありオートマチックのトラブルは20万円を超えるような高額修理になることが多いので計画的に確実に実施することをお勧めします。
画像:CVT車用フルード
画像:ホンダ車純正フルード
変速ショックについてお話をさせて頂きましたが、一番大切なのは変速ショックが出ないように定期的に予防メンテナンスをすることです。2年又は2万km毎が交換目安になりますが、いつ交換したか分からないとか?本当に交換が必要なのか?困った時は是非ご相談下さい。オートマチックフルードも最近は様々な種類がありお車に適合するオイルを使用しないといけません。オートマチックのメンテナンスのことでお困りのことがありましたら是非ご相談下さい。お待ちしております。