みなさん、こんにちは! カーライフアドバイザーの中居です。
車を運転していて雨が降ってきたら、必ずワイパーを使用していますよね。そのワイパーゴムは、太陽に当たったり、雨が降ったり、雪が降ったりと、あらゆる場面で大活躍していますが、ゴム製品ですので着実に劣化していきます。
みなさんはワイパーゴムをいつ交換していますか?
・ガソリンスタンドで交換
・ご自身で購入して交換
・車検の時に交換
いろいろな時期に交換されているかと思います。
今回は、そんなワイパーゴムの交換時期と見分け方についてお話しさせて頂きたいと思います。
画像:ワイパー
目次
日本ワイパーブレード連合会によると、ワイパーの寿命は約1年であるとされています。
しかし、梅雨の期間、雪の降雪状況などの使用頻度の違い、駐車場の屋根の有無や太陽の当たり方などでも劣化スピードが変わり寿命も変化すると思います。
ワイパーの寿命は1年と言われていますが、前回いつ交換したのかを覚えていなければ、1年後の交換時期も分からなくなってしまいます。
しかし、交換時期はわりと簡単に見分けることが出来ます。
これからお伝えするポイントに当てはまるものがあれば、それは交換時期だと思いますので、是非、参考にして下さい。
ポイント①:フロントガラスの拭き具合
これが一番分かりやすいかもしれません。
晴れている場合は分かりませんが、雨が降りワイパーを作動させた時に、以下の症状が出ているようでしたら、交換時期と判断して良いと思います。
・スジ状の線が残る
・動かした時にガガガと引っかかったような状態になる
・水がにじむような感じになる
・拭きにムラができる
画像:ワイパー拭き取り
ポイント②:ワイパーゴムのひび割れ
ゴムは紫外線(太陽の光)には弱い特性があるので仕方がないことだと思います。
車の保管状況(屋根の有無)でも変わってくるかもしれませんが、ゴムが劣化してくるとツルツルしたゴムの表面が、次第にザラザラとヒビ割れをしたような状態になってきます。
目で確認できますので分かりやすく、ひび割れが進むと最終的には、ゴムが裂けるようになります。
ヒビ割れをしてきた場合は、交換時期がそろそろだと思って良いでしょう。
ポイント③:ワイパーゴムの変形
ワイパーは、常にガラスに押し付けられています。
雨が降っては翌日晴れる、こんな繰り返しを続けているワイパーゴムは、どうしても年月によって変形してしまいます。
画像:ワイパーゴム変形
ワイパーゴムが変形すると、拭きにムラが出来たり、水がにじんだりと症状が現れてきますので、ワイパーを手に取って確認してみて下さい。
ふき取りの部分が真っすぐではなく、極端に曲がっているようであれば、交換時期と思って良いでしょう。
ポイント④:ワイパーゴムの切れ
ワイパーが切れている場合、拭きにムラが出来ますし、見た目もゴムが裂けているので分かりやすいと思います。
また、ワイパーゴムが切れていると車検にも通りませんので、ワイパーゴムが切れた場合は、すぐに交換することをおすすめいたします。
画像:ワイパーゴム切れ
ポイント⑤:ワイパー製造年の確認
ワイパーには製造年月日が刻印されています。劣化をしてくると見分けづらくなってしまいますが、ワイパーの先端部分にあります。
※無い場合もあります。
ワイパーメーカー毎で刻印表示が若干違いますが、いつ製造したかはメーカー統一ですので確認してみてください。
見方としては、先端部分に刻印されている数字を確認するだけです。
数字がいくつか刻印されていると思いますが、そこにある数字は年を表しています。数字が18で終わっていれば、「2018年に製造」ということになります。
製造が一年前であれば交換をおすすめします。
いかがでしたでしょうか。
雨の日に初めてワイパーの異変に気付いても、交換はまた今度でいいかなと思いがちですよね。
ワイパーゴムの拭き取りが良くないと、視界も悪くなり、事故につながる恐れも有ります。突然の大雨の場合は大変困りますよね!
ご自身やご家族の安全のために、まずは、ご自身で雨が降る前にワイパーの点検をされてみてはいかがでしょうか。
また、ワイパーゴムの点検だけでも、是非、コバックへご来店下さい!!