みなさんこんにちは!鈑金のモドーリーの南です。
みなさんは自動車のハンドルはどの位置を握りますか?私が教習所で教わったのは 「10時10分」なんですが、ハンドルの位置について調べていると、面白い研究結果が出ていることがわかりましたので紹介します。
これは、事故が起こったことを想定した研究結果です。
いままで、ハンドルは「10時10分」で握るように教習所で教えられてきましたが、これは非常に危険であるという研究結果があります。
なぜなら、「10時10分」にハンドルを握っていると想定して、事故にあいエアバックが出たと仮定するとそれを証明することができます。
よく考えてください。
格納されているエアバックは一瞬にして上半身を包み込みます。
実際にエアバックが作動する衝撃で気絶したり、圧迫されて骨折したり、最悪圧迫死する危険もあるエアバックです。
「10時10分」にハンドルを握っているということは、危険なエアバックを抱え込んでいる状態と一緒であるということです。
もし「10時10分」にハンドルを握っていた場合、エアバックが作動すると顔面に腕が直撃して重傷になる可能性があります。
では、なぜ「10時10分」にハンドルを握る習慣がついたかというと昔の車には「パワーステアリング」が無く、ハンドルが重かったということが挙げられます。
しかし、現在の車のほとんどには「パワステ」が搭載されているため、「10時10分」にハンドルを握る必要がないという事です。
日本ではまだはっきりとしたことは発表されていませんが、米国の全米自動車協会(AAA)では「9時15分」または「8時20分」の位置にハンドルを握ることを推奨しているそうです。
メリットもあるそうです。まず、心臓よりも下の位置でハンドルを持つことで疲れを軽減できることやエアバックの作動時に手が顔面にいく危険がなくなるということです。
昔の車の装備と今の自動車の装備によってハンドルの握る位置も変わるのですね。