みなさんこんにちは!
カーライフアドバイザーの朝倉です。
バッテリーのケーブル端子の接続部分に粉が付いているのを見たことありますか?
今回はこの粉についてお話させて頂きます。
目次
バッテリーの端子その物は「鉛」でできています。その鉛端子に接続されているケーブル線の端子は「銅」でできています。銅の錆びを「緑青(ろうしょう)」と言います。
「緑青」の原因は色々考えられます。
例えば、バッテリー液が入り過ぎていたり、過充電ぎみだったり、バッテリーそのものの不具合や劣化によるものも考えられます。
「緑青」は放置しておくと接触不良の原因になります。水で洗い流すとある程度溶けて取り除くことができますが端子の接触部分は取り除くことが出来ませんので整備工場で下記の処置をすることをお勧めです。
・バッテリーターミナル端子を外す
・バッテリー側、ターミナル側の「緑青」を紙ヤスリで削り落とす
・ターミナル端子をしっかり固定し直す
※上記作業は危険な作業になりますのでお寄りの整備工場に依頼することをお勧めします。
※バッテリーターミナルを外すと時計やラジオなどの設定が消えてしまいますのでバックアップ電源を接続してから作業をする必要がありますので作業は整備工場に依頼することをお勧めします。
上記の処置をしてもまた「緑青」が発生する場合があります。その場合はバッテリー本体の不具合か劣化している可能性がありますので再度バッテリー診断をすることをお勧めします。
・エンジン始動
・オルタネーター(発電機)の作動
・電動パワステアリングの作動
・エアコンの作動
・ヘッドライト、ウィンカー、ストップランプの点灯
・カーナビ、カーオーディオの作動
・パワーウィンドウの作動
バッテリーは車にとって重要な部品です。バッテリーが上ってしまってからでは何ともなりませんので完全に悪くなる前に交換する必要があります。それにはやっぱりこまめに点検が大切です。車のことでお困りのことがありましたら是非ご相談をお待ちしております。