みなさん こんにちは！
普段、車の運転にどのような靴を履かれていますか？
夏になるにつれてサンダル、草履やクロックスなどを履かれて外出する機会も増え、そのまま運転されるという方も中にはいるかもしれませんが・・・
どのような危険性があるのか？
サンダルなどかかとが固定されていない履物だと・・・万が一脱げてしまった際に運転操作を誤ってしまう事や脱げてしまった履物がペダルの裏に挟まってしまいペダル操作が効かなくなるなど運転に支障をきたし事故へと繋がるといった安全性の低下、危険性が高まります。
どのような場合に違反となってしまうのか？
実際、道路交通法ではサンダル、ハイヒー等は禁止！と履物が特定されている訳ではありません！
道路交通法の第70条(安全運転の義務)により、
「車両等の運転者は、当該車両等のハンドル、ブレーキその他の装置を確実に操作し、かつ、道路、交通及び当該車両等の状況に応じ、他人に危害を及ぼさないような速度と方法で運転しなければならない」
とあり、道路交通法にて履物への特定がされていないからと言って、サンダルで運転をして良いという訳ではありません。
履物の特定はされておりませんが、サンダルやハイヒールでの運転は、ハンドル、ブレーキその他の装置を確実に操作が困難な状況が予測され、安全運転の義務違反となってしまいます！
また、公安委員会により道路交通法よりも細かく示す各都道府県別の道路交通法施行細則を定め、どのような履物が適切か裸足での運転の禁止など具体化されていたりします。
具体化されているといっても最終的には運転する本人、個人の判断を求められていたりしますのでご注意ください。
各都道府県によって内容は異なりますが、禁止されているのは、運転に支障を及ぼすおそれのある履物を履いての運転となりますので、例示されていない履物であっても運転に支障を及ぼすおそれのある履物に該当すれば違反となります。
違反にならない様に履物を選ぶ選択もありますが、法律に関わらず車を運転するからには運転者、同乗者やまわりの車、歩行者に対しての安全、安心運転を心掛けましょう！
