みなさん、こんにちは!
自動車には、オドメーター(積算走行距離計)といわれる計器が装備され、車が生産されてから現在までの総累計走行距離を測定、表示します。
法律でも定められている事で、すべての車に装備されていますが自分の車に装備されている事や装備されているのは知っているが自分の車がどれくらいの距離走っているか確認をされたことがないという方も・・・
道路運送車両の保安基準第46条2にて
「自動車(カタピラ及びそりを有する軽自動車、最高速度二十キロメートル毎時未満の自動車及び被牽引自動車を除く。)には、運転者が運転者席において容易に走行距離を確認できるものとして、表示、取付位置等に関し告示で定める基準に適合する走行距離計をそなえなければならない。・・・」と規定され車検(継続検査)等の検査に係るものについてオドメーター、走行距離計の確認を行うものとされています。
オドメーターは、今現在までの走行距離を表示しますので数値を減らすなど0(ゼロ)にリセットする事は出来ない構造となっています。
オドメーターによる走行距離の積算方法には、機械式と電子式のタイプとありメーカーにより採用方式は違いがありましたが現在では、ほとんどメーカーが電子式のデジタルを採用しております。
オドメーターは、車の程度を確認する方法の一つであり、積算走行の多少によりその車の価値が上下してしまう為、オドメーターの表示距離を巻き戻すといった不正行為が増えたこともあり、距離改ざんを防ぐ方法としてデジタル方式が多くなった理由のひとつとされています。
オドメーターは多くの車がメーター内に装備され、最近では液晶画面表示によりボタンなどでディスプレイ表示を切替えにより、トリップメーター、平均燃費、航続可能距離などと便利なインフォメーション機能が装備されています。
走行距離を測定する機能としてトリップメーターという装備があり、オドメーターとの大きな違いは、操作することで距離をリセット、0(ゼロ)にすることができます。
行き先までの距離区間や燃費などの測定を自由に使用することができます。
車にはたくさんの便利な機能が装備されていますが、オドメーターやトリップメーターは車のメンテナンス時期などの活用には欠かせない装備となります。
活用することで確実なメンテナンスを行い、楽しいカーライフを過ごしましょう!