みなさん、こんにちは!
前回は「車検」の内容についてお話しさせて頂きましたが、「車検」は点検をして終わりではありません。
点検の後に保安基準に適合しているかどうかを最終で確認する「完成検査」というのがあります。
今回は、「完成検査」についてお話しさせて頂きます。
目次
「完成検査」というのは、点検が終わった後に、車が保安基準に適合しているかどうかを、最終で確認する工程です。
「車検」の時に、車両の外観、エンジンルーム、下廻りが「保安基準に適合しているかどうか」
を確認しますが、「完成検査」では、ヘッドライトの明るさ・向き、ブレーキの力、スピードメーターの誤差、排気ガスの状態、タイヤの向きを確認します。
各項目にはそれぞれ基準があり、その数値範囲に収まっていない場合は、車検不適合になってしまいます。
一部ですが、写真でご紹介させて頂きます。
こちらは、ヘッドライトの明るさ・向きの検査です。
緑色の数値は、範囲内に収まっている為OKです。ただ、1カ所だけ赤色の数値があります。
これは、「左側のヘッドライトが下を向きすぎている」ことを表しています。
この場合には、上側に調整をする必要があります。
こちらは、スピードメーターの検査です。
車両のメーターが40㎞/hの時に、実際の速度が何㎞/h出ているかを計測しています。
写真は、メーターが40㎞/hの時に、実際は37.2㎞/hであることを表しています。
こちらは、ブレーキの力の検査です。
ブレーキの力を数値化して、どれくらいブレーキが効いているのかを検査しています。
赤と白の矢印が左右それぞれのブレーキ力を表しています。
いかがでしたでしょうか?
「車検」について、色々とお伝えしました(^^)
みなさんに少しでも「車検」について、知って頂けたらと思います(^^)
それでは、また(^^)/