みなさんこんにちは鈑金のモドーリーの南です。
今回は「自動車の暖機」について調べてみましたよ。
そもそも「暖機運転」とはエンジンを温めることを目的に行われます。
主に車はエンジンが暖まっていないと思うように走行出来なかったり、急にエンジンを回転するとエンジンオイルの循環が不十分でエンジンが傷ついてしまい、内部が摩擦を起こして故障の原因になると言われていました。
しかし、それは昔の話のようです。最近の車は暖気をしなくても普通に走ることが可能になっています。エンジンの制御技術などが発達したことが要因で、エンジンが冷えている状態でも暖気運転をしなくても、しっかりと性能を引き出す事が出来ることが可能となっています。
「暖機運転」でアイドリングをすることにより、燃費を消費し、低温状態の有毒性のある排気ガスを排出するよりは「暖機運転」をせずにエンジンをいきなり動かして普通に運転する方がエコなのかもしれません。
しかし、人間でも寒い中いきなり全力疾走したらどうなるでしょうか?きっと足をつったり、息が切れたりして苦しかったり痛い思いをすると思います。そういう事態に陥らないためにも、車も同様に運動する前には念入りに準備運動が必要になります。
アイドリング状態で「暖機運転」をしたとします。エンジンは温まってきますが、車を動かすタイヤの部分やブレーキなどといった他の部品は全く温まらない状態となります。そのため、車の準備運動として「暖機走行」が推薦されています。
「暖機走行」とはエンジンをかけて車を実際に走らせながら暖機する方法です。
低回転で負担をかけない運転を心がけ、水温計の針が正常位置を示してから3〜5分走行しましょう。この「暖機走行」の状態ならばエンジン以外の駆動系のパーツや回転部分、タイヤなども温まり車の準備運動にはうってつけです。その際には必要以上にアクセルを踏み込まないように気をつけたり、トランスミッション等の負担のかかる運転はくれぐれも控えるようにしましょう。
結論として、暖気運転は必要無いようですね、しかし暖気走行は必要みたいです、みなさんも是非「暖気走行」してみてはいかがでしょうか!
次回は「暖機が必要な場合」について調べてみます。