みなさん、こんにちは!現在は少なくなってきているかもしれませが同じメーカーから似たようなクルマが発売されているのをご存知ですか?昔、兄弟車という言い方をよくしていました。しかも、トヨタしか兄弟車を作っていないんですよ!!ではなぜ同じメーカーから似たようなクルマが発売されているのかとトヨタのみしか兄弟車作っていないのかに今回はフォーカスして話をさせて頂きますね!!
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アルファード・ヴェルファイアやノア・ヴォクシーやルーミー・タンクというのが兄弟車という車種です。それぞれ基本と性能は同じクルマでありながら外観の一部がやや異なり、車名も別で異なる販売系列店で売られているクルマを言います。かつては他のメーカーからも兄弟車が沢山でていましたよね。ニッサンではセドリック・グロリア、ホンダではアコード・ビガーなどなどがありましたね。懐かしいですね!!
その答えの一つはお客様のニーズに幅広く応えるためが第一との事です。
また、車両の骨格など機能的な部分は共通とし、外装を変える事で基本は同じクルマでも違う車種の様に見せる事が出来る兄弟車はゼロから2台分開発するよりもコストは確実に抑えられるというのもメリットですね。
では、次に昔ながらの兄弟車というのを今日まで残しているのはトヨタだけなのか?それは、トヨタには複数の販売系列店があるからなんです。
トヨタ店、トヨペット店、カローラ店、ネッツ店があり、全店舗で売られている車種もありますが店舗毎に取扱いの特徴を持たせています。
トヨタ店はセンチュリーやクラウンなどの上級車種を中心に扱いトヨペット店は上級セダン・ミニバンを扱いカローラ店はカローラを中心にミニバンなどを扱い、ネッツ店はコンパクトカーやワンボックスカーなどを扱っています。
このように販売店系列を複数にわけ取扱い車種を区別することにより、また隣同士の店舗で扱いが異なれば、それぞれの顧客を受け入れることができ、メーカーとしては販売台数を全体的に伸ばす方法として販売店系列を複数にすることをしています。しかも、兄弟車を持つことで販売台数の増加にも繋がるからなんです。
でも、他のメーカーが同じことを行わないのは他メーカーは国内で販売する車種がトヨタに比べて取扱い車種が少ないからです。販売店系列を以前の様に増やしてしまうとメーカー本体の販売力が落ちてしまうという考えもあります。逆にトヨタは車種が多いので販売店系列を増やせざるをえないとも言えますね。
今回の様にあっ!!そういえばという事を調べて見るのもクルマの歴史の中では大事なことですよね。今後も微力ながらいろいろな知識をお伝えしていこうと思います。
では、素敵なカーライフを!!