みなさん、こんにちは！
最近、高齢運転者のブレーキとアクセルの踏み間違えによる事故が多く発生しています・・・
高齢者の方に限らず、運転に不安を感じる方などは運転免許証の自主返納や安全機能が装備された車へと乗り換えを考える方も多いのではないでしょうか・・・
政府が交通事故防止対策の一環として普及啓発するサポカーをご存知ですか・・・・？
サポカーとは交通事故の防止や被害の軽減、高齢者向けにと安全運転をサポートする車をサポカーと呼び「セーフティサポートカー」の略称になります。
サポカーにはサポカーＳが存在し、違いとしてサポカーは被害軽減(自動)ブレーキが搭載された車の事を言い、サポカーＳは被害軽減(自動)ブレーキの搭載に加えて、アクセルとブレーキの踏み間違いをした際の加速抑制装置が搭載されています。
サポカーＳはサポカーに比べて安全装置を追加、搭載する事で高齢運転者に向けて、より安全性を高めたものとなっています。
画像「前方 単眼カメラ」
画像「前方 レーザーレーダー」
画像「後方 ソナー」
更にサポカーＳには、被害軽減(自動)ブレーキに応じて、その他の安全機能を搭載する事で3つの種類で区分されています！
①ベーシック
低速(作動速度域30km/h以下)被害軽減(自動)ブレーキ(対車両)＋ペダル踏み間違い時加速抑制装置
②ベーシック＋
被害軽減(自動)ブレーキ(対車両)＋ペダル踏み間違い時加速抑制装置
③ワイド
被害軽減(自動)ブレーキ(対歩行者)＋ペダル踏み間違い時加速抑制装置
車線逸脱警報、先進ライトなど
各メーカーは、更に先進安全技術を搭載した車の開発へと取り組み、販売をする事で、メーカーや車種等でそれぞれ違いも・・・車を購入する際には、どんな安全機能が装備されているのかも車選びには重要な一つにもなります。
画像「車カタログ」
車の運転支援機能についてのアンケートでは、被害軽減(自動)ブレーキの装置を過信している方も多く、被害軽減(自動)ブレーキの装置は前方の障害物等に衝突する危険性があれば、車が自動的にブレーキを作動させ停止してくれる装置という多くの回答が・・・
被害軽減(自動)ブレーキの装置は、衝突の危険があれば警告音やメーター表示によってドライバーに危険を促すとともに、自動的にブレーキ作動させ衝突を回避、被害を軽減する装置です！
サポカーに搭載される被害軽減(自動)ブレーキなどの先進安全技術は、運転するドライバーの安全運転の支援であって、各機能の認識や制御する能力には限界があり事故を完全に防ぐものではありません・・・道路状況や天候などにより作動しない事も・・・
安全機能への過信をせずに安全運転を心掛ける必要があります！
それぞれの機能をしっかり理解して安全安心のカーライフを楽しみましょう！！